
このお店は以前、YU-SUN(ユーサン)という名前で
約30年されていた店主の賢さんから引き継がれて
2025年1月にオープンしたお店です。
店主の槙田浩二さんは、元は25年ほど前からの常連で、
父と息子のような関係で家族ぐるみのお付き合いをしていたそうです。
しかし、2024年7月に賢さんはケガをし
その後病気で亡くなられました。
秋には「まき、継いでくれないか」とお店を託されたそうです。
直接習ったことはありませんでしたが、
YU-SUNの看板メニューである「グラタン」を残したいと
一生懸命焼いています。
実は私も20代のころYU-SUNを取材し、
そのメニューをいただいていたので、
ご主人が亡くなられたことに驚きました。
手製のホワイトソースに合うように、エビやうどんを入れ
チーズをバーナーで香ばしくあぶります。
手作りの看板やアメリカンな装飾などお店の雰囲気はそのままで、
このお好み焼きグラタンを、また食べることができてうれしかったです。
槙田さんが受け継いだお店。
みなさんもぜひ味わってみてください!
お好み焼きを焼いて57年目という大ベテランの坂野昌子さん!
初めて出したお店は西条で、その後八本松に移転。
今のお店は3店目にして念願の自分の店舗ということです。
お客さんを前にお好み焼きが焼きやすいように長いカウンターにしたそうです。
メインで焼くのは昌子さんで、それを支えるのがパートナーの年明さんです。
二人でテンポよくリレーして具材、そばを入れていきます。
トッピングのイカ天をあふれるほど入れてひっくり返したら、じっくりと焼き、
時々位置を変えて蒸らします。
できあがると、細長い鉄板にあわせ、半分にして横に並べた状態でお客さんの前に!
昔のままの飾らない焼き方で、ほっとする懐かしさも混じったおいしさでした。
帰省するときは必ず寄ってくれるお客さんなど
たくさんの常連の方が愛する味。
実は3歳のときに広島市内の爆心地近くで被爆し、
奇跡的に家族とともに生き延びた昌子さん。
こどものころは身体が弱いこともあったけど
元気にやれていますと、毎日鉄板の前に立ちます。
この夏、久しぶりに帰って来た人にも安らぎを与えられるように
これからも元気に焼き続けてくださいね!
電車通りから橋本町へ一筋入った通りにあります。
もともと、広島駅の名店「麗ちゃん」で働いていた店主が独立して
2025年6月にオープンした新店です。
麗ちゃんで学んだ焼き方で、生麺を使います。
独立して大変なこともあるけれど、
お客さんとしっかり対面で話せることに喜びを感じているそうです。
広島生まれで広島のことが大好きなので
県外からのお客さんにしっかり良さをPRしたいといいます。
今回焼いてもらったのは、餅とモッツァレラチーズトッピングのお好み焼き!
上にかけたモッツァレラチーズはバーナーでしっかり溶かしますよ。
餅は大きめで、食べ応え十分ですが、女性の注文も多いそうです。
おしゃべりとともに楽しんでいただきたい一枚です。
三次ワイナリーや運動公園のすぐそば。
仲良しでおだやかな兄妹が営むお好み焼き店です。
30年前に二人の叔母が始めたお店で、店名は苗字「鍋島」からつけられたもの。
兄の小田晋さんが20年ほど前から手伝いはじめ、
そのまま店を受け継いで10年になるそうです。
妹の五葉さんは子育てをしながら、平日と土曜の昼営業を手伝います。
生地に魚粉をふりかけ、自分たちが切ったキャベツをたっぷりのせ、
天かす、ネギ、豚バラをのせていき、
今回はスぺシャルということで、生エビと生イカをトッピング!
夕焼け色の唐麺は、ゆで麺を袋から鉄板に置くと、
全く触らずにそのまま焼くというスタイル!
しっかり熱が通ったら、本体にドッキングする直前にほぐして
ソースとこしょうで軽く味付けしました。
ひっくり返したキャベツと生地は、最後におばの代から使う鉄製の重しで押さえます。
中心で蒸気が回り、キャベツの甘みが引き立ちます。
辛味とやさしい甘みが合わさったふんわり美味しいお好み焼きでした!
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