
祖母と孫娘の二人が営む小川のほとりのお好み焼き店です。
孫の由衣さんとお店は同い年の31歳!
赤ちゃんの頃は共働きの親に代わり、
祖母の万里子さんが双子の面倒をみながら焼いていたそうです。
大きくなってくると双子の二人は鉄板の前に座り
いつも自分が焼く姿を見て、そのお好み焼きを食べてきたと
感慨深そうに話してくれました。
由衣さん自身も子育てしながら日中は祖母を手伝っています。
その自慢のお好み焼きは「関西風モダン焼」です。
万里子さんが竹原にある関西焼の名店「将軍」で修行し、
ソースはその「将軍」オリジナルブレンド。
じっくりと火を通したタネは、中はふっくら、外はカリっとしています。
小麦粉に使う調味料は秘密ですが、
あとはソース以外使いません。
大きな桜の木や東屋もある和みの空間。
ぜひお二人に会いに訪れてみてください。
元々、母の明美さんが52年前から廿日市市対厳山で営んでいたお店です。
末っ子の由美さんがその味を絶やすまいと手伝いはじめ、
今は81歳の母に代わって店を切り盛りします。
はじめはお客さんから「味が違うね」と言われながらも
25年経ち、母の味を自分なりに受け継ぐ自信が見えました。
2年前に廿日市市の今の場所に移転。かつての常連客からの要望で、
今もお母さんが焼くこともあるそうです。
習ったことも他のお店に食べに行ったこともないという、
自己流で確立した母の焼き方!
生地をほどんどひかずに、キャベツを多く使います。
麺を水にさらして鉄板に広げ、たっぷりラードをかけて
揚げるように火を通します。
しばらくしたら余分な油を取り除いていきます。
じっくり火を通したキャベツは甘みを増し、
パリパリサクサク食感の麺との相性も抜群!
いつも新しいラードを使い、こまめに取り除くため
意外にもあっさり食べられて、もたれないんです。
食べてみると、母娘の味が長年愛されている理由がわかりますよ!
2025年3月15日にオープンしたばかり!
仲間とDIYで3年かけて古民家を改装した2フロアのお店。
店名の由来は、お好み焼きは“粉もの”で満月の形になるからです。
またコナという地名がハワイ島にあるので、
2階はハワイアンな雰囲気にしていますよ。
親戚が焼き肉店をしていて精肉店とのつながりもあるため、
使うお肉は大きめの国産もち豚にこだわっています。
麺にはネギ油と出汁をかけて香ばしく味付け!
オープンまでに近所の方たちに何度も試食してもらって
太鼓判をもらったお好み焼きの味です!
店主の西田さんは中華や焼き肉店の経験もあり、
夜の鉄板メニューも人気だそうですよ!
会社員を辞めて1年間修業し、
開店して23年目となるベテランオーナーの川本さん。
後進の育成にも力を注いでいます。
黄みを帯びた生地の秘密は、卵を多めに使っているほか、
とうもろこしを粉にして混ぜ込んでいるからなんです。
鶏ガラの出汁もつかっているため、生地だけでもおいしくて、
お好み焼きが焼きあがるのが待ちきれないお子さんに
つまんでもらうために提供することも!
また、肉玉そばの中にはスライスの玉ねぎも入れて甘みを引き出します。
お肉屋さんに注文する厚めの豚バラ肉を使うため、鉄板に余分な油はひきません。
こだわりのつまった肉玉そば、ぜひ食べてみてください!
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