第240回
呉名物！戦艦「大和」でも飲まれていたトビキリ商品を受け継ぐボス
今回のボス
株式会社中元本店 代表取締役社長
中元裕子さん
大正１４年創業の中元本店。
その５代目ボスが今回の主役。
創業者が掲げたのは普通のラムネではなく「トビキリ上等なラムネを作る事」。卓越した技術をもち旧日本海軍にラムネ作りを指南するほどだった。
中元本店にとって「トビキリ」という言葉は今も大切にしている企業理念。当時のレシピそのままに作る「大和ラムネ」を多い日には１日２０００本以上製造している。
ラムネとともにもう一つの主力商品が漬物。あの池田勇人のアドバイスで始めたという漬物作りは夏のラムネ、冬の漬物と１年を通して経営を安定させる結果に繋がった。三四郎も旬の漬物作りを手伝うがあわやの惨事に！？
そしてボスにとっての人生の転機…夫との突然の別れ。周囲の心配を乗り越えて社長就任に至るまでの波乱万丈な半生が明らかに。
