以前は20年続いていた「福ちゃん」というお好み焼き店で、
常連客だったという濱﨑さん一家。
長男がアルバイトをしたこともあり、家族ぐるみでのお付き合いだったそうです。
2024年、その「福ちゃん」が店をたたんで、継いでくれる人を探し始めたとき
「この味を絶やしてはいけない」と家族5人気持ちを一つに
味を引き継ぐことにしました。
哲志さんは今年1月から直接焼き方を学び、
42年務めた会社を辞めて7月にオープン!
妻の直美さん、手伝いに来る長女と営業しています。
キャベツはこんもり多め。
麺は、早めに鉄板に載せてしっかり焼きます。イカ天はその上に敷き詰めます。
中に入れるマヨネーズはホテルなどで使われる卵にこだわった酸味の少ないもの、。
仕上げは卵2玉を溶いてふんわりと蓋にします。
ボリュームがあるのでひっくり返すのが大変そうでした!
熱で中のマヨネーズがとけてふわっとうまみが広がります。
麺はパリっとしてイカ天の味もしっかり染みわたり
層の上から下まで美味しい一枚でした!
店内の素晴らしい書は、書の大家だった直美さんの祖父のものだそうです。
20代のころ、ホテルの和食店や市内の寿司店で
寿司を握っていた清水宏貴さん。
布有子さんと結婚し、25年会社員を務めたのち、
再び飲食の道へ戻りました。
今度は焼き肉店をしたかったそうですが、
この店舗が居抜きで大きな鉄板があったことから
お好み焼きも始めたところ、大好評!
団地のご近所さんだけでなく、遠方からも来店するお客さんがいるそうです。
驚いたのはキャベツの量でした!
とにかくどーーんとてんこ盛りで、他店の野菜Wの量よりも多いのでは!?
しっかり時間をかけてキャベツ全体に火を通します。
生地は外して、水分を飛ばします。
最後は強火の所で仕上げ、ソースで味付けした麺、生地と合わせます。
完成写真を見ても、分厚いお好み焼きですよね!
自己流で研究したという焼き方のキャベツは
と~っても甘くておいしかったです!
(この焼き方ならオールシーズンどんなキャベツでも甘みが引き出されそう!)
夜は肉系の居酒屋メニュー、週末は魚介のメニューもあるお店。
こだわりの店主なので、そちらの味も気になります。
月に1日、ペットと来店できる日もあるので、
Instagramでチェックしてみてくださいね!
店主の辻󠄀和希さんが、倉庫だった祖父の建物を改装してオープン。
奥行きが広く、どの席でも鉄板で食べることができます。
八昌の味にほれこんで修行したそうです。
まずはとろっとした生地を楕円に広げるのも八昌流。
生麺をゆがいて鉄板に広げると、その上に赤いペーストが!
コチュジャンと練り唐辛子をラードで溶いたもので、
ニンニクも入っており、これがうまみとコクを加えます。
そしてじっくり蒸し焼きにしたキャベツ、生地と合わせます。
仕上げは卵2つをチーズと一緒に溶いてオムレツのように楕円に広げ
本体と合わせて、ソース、ホワイトペッパー、青のり、粉末唐辛子をかけて完成!
玉子とチーズの甘みと唐辛子ペーストの辛味、
正反対の味が織りなすフワトロチーズREDのおいしさでした!
吉島病院のすぐ近くの住宅街で、
32年焼き続けている田中圭子さんは89歳です。
朝7時半からお店を開けているということに驚きました!
かつて、夜ご飯を食べに来ていたサラリーマンが
朝ご飯を食べていないと聞いて
「それなら朝食を食べにおいで」とオープンを早めたそうです。
そんなに早く営業しているお好み焼き店はなかなかないため、
観光客にも知られて、よく訪れてくれるそうです。
「材料費が高いというと、逆にたくさん入れたくなるんよ」という圭子さん。
麺は太めで、イカ天は大きな板状のものを割ってたっぷり入れます。
仕上げの卵は2つ! マヨネーズは無料でかけることができるんですよ。
今回はカメラが回って「緊張で手がふるえる」といいながら
たっぷりかけてくれました。
昔ながらの懐かしさを感じるベテランの味、
とっても美味しかったです!
カラオケやマージャンも大好きだそうで
あまり寝なくても元気なの、と。
お客さんがいない時間は、店の前でたくさんのメダカのお世話もしています。
かわいいメダカたちと圭子さんに会いに行ってみてくださいね!
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