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広島テレビ 放送番組審議会

第430回 広島テレビ放送番組審議会(報告)

開催日
2004年9月15日(水)
場所
広島テレビ12階役員会議室
出席委員
藤原 健蔵 委員長 以下12人
社側出席
後藤 文生 社長 以下8人

議事概要

  1. 2004年度1回目の番組審議会のため、新委員の紹介がありました。12人の内7人が交代しました。
  2. 委員の互選で、委員長に藤原健蔵氏が、副委員長に鶴衛氏と曽根幹子氏が選ばれました。
  3. 「放火事件から1年~千羽鶴はこうして集まった~」(8月15日深夜放送)を審議しました。
    この番組は、去年起きた平和公園の折鶴放火事件をきっかけに、放火した学生が在籍している 大学で始まった活動を取り上げました。全国から大学あてに届けられた180万羽の折鶴に、学生 たちが糸を通し、千羽鶴にして平和公園に届ける活動の中から、「平和のために自分が出来るこ とはなにか?」を模索し、苦悩する学生の姿を描きました。
    ▽番組に対し、記憶から消えかけていた事件を取り上げ、同じ大学の学生達が取り組んだ活動 を描くことで、手の届く平和運動について考えさせた番組だと評価を受けました。また、教育の問題や、思いの伝達という深い部分まで考えさせられたという意見もありました。 一方、こういう番組は大義があるため批判しにくいとか、制作者の意図の押し付けを感じたという指摘もありました。
    ▽この番組は55分番組に拡大して、9月27日(月)午前10時30分から放送されます。
【おもな議論内容 -番組審議について-】
  • 大学側が、放火した学生にとったカウセリングなどの措置に、教育の在り方も考えさせられた。
  • 広島にとって良い番組だった。学生達は来年以降どうするのだろう。そこまで踏み込んで欲しい。
  • 事件が風化しかかった時でタイムリーだった。学生達の償いの気持ちの行動が紹介されていてさわやかにみられた。ただ、放火した学生の軽率な行動の背景も知りたかった。
  • 大義がある番組。文句をつけるなと言われているようで、見たくない人もいるかもしれない。
  • 押し付けの平和運動でなく、素朴な平和を願う思いを描いた良い番組。“思い”や“心”は、伝わるものだと分かって勇気づけられた。
  • なぜ180万もの折鶴が広島市でなく大学へ届いたのか?きっかけを描いて欲しかった。
  • 着眼点はとても良かったが、肝心なところが、学生の生の声でなく、ナレーションだった。制作者の意図に誘導されている感じがした。
  • もっと多くの人が見ることが出来る時間に放送して欲しい。放送を見ての当事者の感想を知りたい。
  • さまざまなテーマがちりばめられていたので、つかみ所がない感じがした。しかし、そうした中で被爆体験などをさりげなく聞かせていた。
  • 放火した犯人が平和学習を受けたのか?平和公園に修学旅行にきていたのか知りたかった。
  • 放火事件をめぐるほぼパーフェクトな取材で、極めてジャーナリスティックだった。
  • 全体を通じて、自分の目で見て考えることの大切さが流れていた。