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広島テレビ 放送番組審議会

第637回 広島テレビ放送株式会社 放送番組審議会(報告)

開催日

2025年5月21日(水)

場所

10階役員会議室

出席委員

鶴 委員長 以下8人

社側出席

飯田 社長 以下10人

議事概要
  1. 番組審議
    2025年4月29日(火・祝)10:25~11:25放送の『NEVER AGAIN 特別編 「戦艦 大和 次世代への継承」』を審議しました。

▽制作担当者からの説明

  • この番組は、当社が呉市の大和ミュージアムの広報業務の一端を担ったことがきっかけで制作することになった。
  • 大和の乗組員や関係者が殆どいない中で、貴重な証言を残すことが大切だという思いで番組を企画した。
  • 若い人にも番組を見てもらいたいと思い、呉で記者経験のある池上彰さん、地元の呉宮原高校の高校生、俳優の鈴木福さんに出演して頂いた。
  • 「戦艦大和」の扱いは悩んだ。戦争を賛美してはいけない。事実に即して、戦争の悲惨さや異常性を表現して、平和の大切さを伝えたかった。

▽委員からのご意見・ご感想

 委員からは、「放送時間が良い。構成、出演者が良かった。」「とてもわかりやすい。若い世代にも見てもらえる番組で良かった。『なぜ?』を視聴者に思わせる良い演出だった。」「前半はテンポよく大和を紹介し、後半でじっくり戦争への問題提起をしていた。良い番組だと思った。若い人と同様に興味を持てた。」「池上さんの解説は良かったが、鈴木福さんには、県外の生活者としての意見をもう少し具体的に発言してほしかった。」「大和の伊藤司令長官が、若い将校を出発前に退艦させたことや、洋上で作戦中止の判断を下し多くの兵士を救ったことをこの番組で知った。こういったエピソードはもっとしっかり伝えられるべきだ。」「なぜ、戦争が進んだのか、今私たちはどうすべきか、もっと問題提起して取り上げても良いのでは。」「戦艦大和の技術が今の呉市の産業に生かされている、と聞いたことがある。大和の『技術』を取り上げるなら、そういったことも番組で紹介してほしかった。」等の意見がありました。

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