映画『バイオレンスアクション』
8月19日（金）、全国の映画館で公開

この殺し屋、バイトのくせに超無敵♡
ゆるふわボブのヒットガール・菊野ケイ、史上最悪の依頼に挑む！

深夜のホテルに拘束されていた女性アイドルを救うため、武器を持った大勢の男たちを華麗な銃さばきで全滅させるピンクボブの少女。彼女の名は菊野ケイ（橋本環奈）。日商簿記検定2級合格を目指す専門学生。アルバイト先は……殺し屋だ。
簿記の勉強に勤しみ、休み時間は友達と大好きなBLの話で盛り上がる。それがケイの日常だ。学校帰りのバスでケイが支払いにもたついていると、真後ろにいたビジネスマン風の男性がケイの分も一緒に払ってくれた。お礼を言いつつ「お釣りありますか？　30円足りなくて」と告げると、「いいよ、今度見かけたときで」という返答。思わぬ出会いと約束にケイの胸は高鳴るのだった。
一見、ごく普通のラーメン屋だが、その実態は指名制の殺し屋。ここがケイのアルバイト先“ぷるるん天然娘特急便”のアジトだ。美人だがキレると恐い店長（馬場ふみか）、不自然なリーゼントヘアーにこだわる運転手のヅラさん（岡村隆史）。この二人がケイのバイトをサポートする。そんな中、同じ専門学校の同級生でケイに想いを寄せる渡辺（鈴鹿央士）が店に入ってきてしまった。それと同時に、殺したはずの大男（くっきー!（野性爆弾））が息を吹き返し、店内で戦闘に突入。ものの一瞬で大男を倒すケイの美しい姿に目を奪われた渡辺は、あっけらかんと「バイト希望です！」と宣言。その日からケイたちのバイト仲間となった。
関東最大のヤクザ、伝馬組。その三代目組長（佐藤二朗）は自身の実刑に伴い、最も伝馬組に忠誠を誓う者に次期組長の座を譲ることにした。自信を覗かせる古株の国津（兵動大樹（矢野・兵動））だったが、その裏で若頭の木下（高橋克典）は、右腕として働く殺し屋の金子（森崎ウィン）、そしてアヤベファイナンス社長のアヤベ（大東駿介）と共に、伝馬組を内部から崩壊させようと画策する。しかし、伝馬組には頭脳明晰なテラノ（杉野遥亮）という金庫番がいる。木下にとっては厄介な存在だ。
ケイたちの元に、その木下から依頼が入った。国津にアヤベが拉致されたため、報復するのだという。ヅラさんの運転で依頼先に向かったケイたちだが、その現場を遠くからライフルで狙うもう一人の殺し屋がいた。ケイのバイト仲間でスナイパーの少女だりあ（太田夢莉）だ。ケイは躊躇なく組の事務所に入っていき、だりあと協力して一瞬で国津組を壊滅させる。一方、木下たちの水面下の動きを察知したテラノは、アヤベファイナンスの裏帳簿を探り、伝馬組を乗っ取ろうとする計画を阻止しようと動く。そんな中、三代目は人生にスリーアウト制を取り入れている最狂の殺し屋みちたかくん（城田優）に、国津組を壊滅させた女殺し屋を捕まえろと命じていた。
みちたかくんとの激闘の末、大怪我を負っただりあが運ばれた病院で、ケイは偶然にもバス代を立て替えてくれたテラノと再会。テラノは抗争で重傷を負った仲間、クラ（猪塚健太）の見舞いに来ていたのだった。しかしクラは間もなく病室で息を引き取る。クラの死に木下が関与していると知ったテラノは、捨て身覚悟で木下の口座から全ての金を奪う。逆上した木下はテラノを抹殺するため、再び“ぷるるん天然娘特急便”に殺しの依頼をし、菊野ケイを指名するのだったーー。
やっとお互いの素性を知ることができたケイとテラノだったが、テラノはケイにとって殺しのターゲット。さらにケイを執拗に狙うみちたかくんも迫る。様々な思惑が交差する中、ケイは史上最もハードなバイトを成し遂げることができるのかーー！？

配給：ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント