グラン・ツール・せとうち
参加者は大会規約に従い、以下に定めるすべての事項を十分に理解した上で大会に参加し、大会の円滑な運営に協力してください。参加者は大会ホームページ等から大会に関しての情報の把握に努めてください。
近年、コース沿線の住民の方々から大会当日に、一部の参加者の走行マナーについて厳しいご指摘を受けることがあります。コースは地元の方々の生活道でもあります。地元の方たちや他の参加者の安全と、きちんとルールを守り、思いやりをもって走行していただいている多くの参加者の名誉と利益を守るため、地元の方たちや他の参加者が恐怖を感じるような走行方法を繰り返す参加者については、ただちに参加を取りやめていただく場合があります。
参加者は本大会にエントリー完了すると同時に、本規約のすべての項目を承諾したものとみなします。
(1) 参加資格
- 本大会への参加は、小学生以上の、健康で申込コースを制限時間内で完走できる走力を有し、安全な走行が可能と自己判断できる方に限ります。
ただし、170kmおよび140kmの2コースについては、それぞれ次の条件のすべてを満たす方に限り、参加資格を有します。
【170kmコース:4条件】
(1)中学生以上であること。
(2)過去2年以内に、単日で140km以上のコースの完走経験をお持ちで、100kmを5時間以内に走破できる方。
(3)ご自身で、携帯端末等を用い現在地と進路を把握できる方、およびその同行者。
(4)軽微なメカトラブルについては、ご自身で対応できる技術と装備をお持ちの方、およびその同行者。
【140kmコース:1条件】
(1)過去2年以内に、単日で100kmを超えるコースの完走経験をお持ちで、100kmを6時間以内に走破できる方。 - 小学生・中学生は保護者または引率者など責任を負える者の同伴のもと参加可能です。
(保護者または引率者も参加申込みが必要となります。) - エントリー以降大会当日まで、主催者からの案内を確認できる、またはメール等での連絡が可能な環境を維持できる方に限ります。
(2) 使用自転車・装備
- 道路交通法の規定により公道を走ることのできる自転車を使用してください。
- タンデム自転車、固定ギヤ、リカンベント、サイクルトレーラーでの参加はできません。そのほか、補助輪付き自転車、子ども用補助いす付き自転車、原動機付自転車、車体重量25kgを超える電動アシスト付き自転車等、集団走行において事故等の危険性が高く、あるいは事故時の被害を拡大する恐れがあると主催者が判断した自転車は使用不可となります。
- 車体重量25kg以下の電動アシスト付き自転車であっても、航続距離が参加コースの設定距離に満たないものは使用不可です。
- フラットバータイプにおけるエンドバーを除き、DHバー、ブルホーン、クリップオンバー、スピナッチバー等のアタッチメントバーの装備は禁止です。
- 参加者は、ヘルメットおよびグローブを必ず着用してください。
※ヘルメットにゼッケンシールを貼付いただきますので、ヘルメットなしでの参加は認めません。 - 前後ブレーキ装備、前部ライト、後部ライトもしくはリフレクターまたは反射板、およびベルの装備が必須です。
(3) 機材および携帯品
- 車両整備は自己責任で事前にお願いいたします。
- パンク等のトラブルに対する修理は、自己責任でお願いします。対処に必要な工具、携帯ポンプ、予備チューブ等を携行してください。
- コース上をメカニカルサポートカーが巡回しますが、あらゆるトラブルに対応するものではありません。
ご利用の場合、工賃・部品代等すべて有償となります。また、稼働状況によっては、長時間お待ちいただくことがあります。 - 大会当日の高気温に対応できるように、各自で十分に飲料や補給食を用意し、コース上でも自販機などを利用して適宜補給できるよう、必要と思われる現金を携行してください。
- 不意の防寒降雨対策として、ウェア類・雨具などを準備してください。
- スマートフォン、携帯電話をお持ちの方は非常用に携行してください。
- ゼッケンは主催者が身元確認をする際に必要の為、必ずウェアとヘルメットに取り付けてください。ゼッケンを紛失・忘れた場合は参加不可となります。ゼッケン等一式を再発行できる場合がありますが、当日現金にて再発行料¥1,000を申し受けます。
- 万一の場合に備えて、健康保険証(やむを得ない場合はコピーでも可)を携行ください。
(4) 走行ルール
- 本大会は順位やタイムを競うレースではありません。走行中は移動監察員および大会スタッフの指示に従ってください。
- 本大会は特別な交通規制を行っていませんので、交通規則に従って、車道左側を一列で安全に走行してください。並走や右側または中央部通行、携帯電話などを操作しながらの走行は絶対にやめてください。
例年走行ルールを守らず、大きな事故につながるケースが見受けられます。 - 横断する歩行者がいる場合は道を譲ってください。
- 隊列は移動監察員が先導しますので、これを追い抜かさないでください。
- コース誘導員や移動監察員の指示および、コース・会場の看板の指示に必ず従ってください。
- 安全の為、基本的な手信号は必ず実行してください。
- 大会中、コースを外れての走行は失格とします。
- コース上に停車をする場合は、必ず前後の安全を確認し、他のサイクリストから十分離れてゆっくり停車して路肩など安全な場所に移動してください。
- 走行コースの一部は車幅が狭く交互走行となる箇所があります。一列かつ低速での走行をお願いします。
- 橋上や狭隘路での追い越しは厳禁です。
- コース誘導員及び看板等が右折・左折を誘導するまで道なりに走行してください。
- 一般車両の交通阻害となるため、他のサイクリストの無理な追い越しや、応援等の車両が伴走することを禁止します。やむを得ず先行車を追い抜く場合は、後方確認の上、「右を抜きます」等の声掛けをしてください。
- 地元の方たちや他の参加者が恐怖を感じるような走行を繰り返す参加者を見かけた場合は、エイドステーション等のスタッフにゼッケン番号をお知らせください。
(5) コース概要の事前把握
- 大会公式ホームページや事前にお送りするガイドマップをよくお読みいただき、事前に自身が参加するコースの概要の把握に努めてください。
(6) リタイア・ショートカット・回収・棄権
- 次の事項に該当する場合、主催者は参加者に対しリタイアまたはショートカットを勧告あるいは指示します。スタッフの指示に従って対応してください。
- 怪我、疾病等により走行能力を著しく失っていると判断した場合。
- 車両、機材の破損等により自力走行が不可能となった場合。
- 所定の制限時間にチェックポイントを通過できない場合。
- 主催者は次の事項に該当する参加者を自転車とともにゴール地点まで移送する回収車を用意しています。
- メディカルストップ・・・怪我、疾病等により走行能力を著しく失っているとの医師の助言に基づき主催者が判断した場合。
- テクニカルストップ・・・車両、機材の破損等により自力走行が不可能であるとのテクニカルスタッフの助言に基づき主催者が判断した場合。
- 上記事項による回収業務を優先するため、自己都合による回収要請には原則対応いたしません。
ただし、稼働状況によっては要請に対応する場合もありますが、長時間待機または主催者の指示する場所までの自走を条件とすることがあります。 - 棄権または自身の判断でショートカットする場合は、コース誘導員か移動監察員に必ずお声かけください。
周囲に大会スタッフが見当たらない場合は、大会本部まで直接連絡してください。
連絡先は、参加者全員に配布する公式ガイドマップに記載します。棄権後はゼッケン、コース識別シール、リボンを取り外してください。 - 主催者はスタートしたすべての参加者の『ゴールまたはリタイア確認』を行っています。
絶対に無断で棄権しないでください。 - 主催者はコースごとに、それぞれの先頭および最後尾の把握に努めています。
絶対に無断でショートカットしないでください。
(7) 罰則
- 下記事項を守っていただけない場合は、発見次第、その場で失格処分といたします。
その際の参加費は、返還いたしませんので、予め、ご了承ください。- 大会規約を守らない場合。
- 交通規則を守らない場合。
- マナーを著しく欠いた行為をした場合。
- スタッフ、移動監察員等の指示に背く行為を行った場合。
- 先頭誘導の移動監察員を追い抜かして走行した場合。
- 第三者にゼッケン等を貸与するなどの不正行為をした場合。
(8) 保険
- 主催者は参加者を対象として、以下の保険に加入していますが、参加者と第三者との賠償を伴う事故については、当事者間にて対処してください。主催者は参加者に対する応急処置と加入保険限度内の対応のみとなりますので、主催者側で加入している保険で不十分と思われる場合は、各自のご判断で別途ご加入ください。【死亡・後遺障害 500万】【入院1日5,000円】【通院1日3,000円】
- 大会開催中のケガ等については、医師により応急的処置を行うこととしていますが、病院等で治療が必要となる場合、その治療費等(初診料を含む。)は自己負担となります。
- 広島県条例で自転車損害賠償保険等への加入が義務化されています。必ず加入してください。
- 大会中に起きた事故については、必ず大会開催中に主催者に届け出てください。
- 損害障害保険及び、自転車に対する車両保険は含まれておりません。
- 参加者の故意もしくは違法行為、または天災もしくは戦争その他の変乱を起因とする事故については、保険の対象とはなりません。
(9) 開催中止またはコース変更の判断
- 大会当日に次のような事象が発生している、または発生が確実に予想される場合は大会を中止します。
- 台風、地震等の自然災害により大会会場周辺の道路や鉄道網が広範囲に不通となり、会場への参集が困難と主催者が判断した場合。
- 因島大橋または尾道大橋、新尾道大橋がともに通行止めの場合。
- 変乱、暴動、犯罪、事故等により、生口橋または因島大橋、あるいは尾道、新尾道両大橋がともに交通規制の対象となり、自由な往来が著しく困難な場合。
- 大会当日の午前3時の時点で尾道市に暴風警報が発令されている場合。
- 広島地方気象台より、大会当日を対象期間として警報級(暴風)の可能性[高]が発表されている場合。
- その他の外的要因にて、安全かつ円滑な大会運営が困難であると主催者が判断した場合。
- 多々羅大橋、大三島橋、伯方・大島大橋、来島海峡大橋のいずれかが部分的に通行止めの場合は、コースを一部変更して開催することがあります。
(10) 参加費の払い戻しについて
- エントリー入金後の参加費等の返金については理由のいかんを問わず、お受けいたしかねます。
申込決済終了後のコースの変更およびキャンセルはできませんので、あらかじめご了承ください。
ただし、エントリー期間内において、コース変更を伴わない参加者変更は可能です。
詳しくは電話またはメールにてお問合せください。 - (9)で定めたように、主催者の責めに帰すべからざる事由により大会が中止またはコース変更となった場合、入金済の参加費等の返金はいたしかねますのでご了承ください。
(11) その他
- 大会当日に臨時駐車場の利用を希望される方は、必ず参加申し込み時にオプションの駐車場利用を申し込んでください。170km、140km、100km、70kmコースについては、向島運動公園と三幸小学校に大会用臨時駐車場(有料)を設ける予定です。申し込み時にどちらかをご選択ください。
また、40kmコースについては万田発酵本社に大会用臨時駐車場(無料)を設ける予定です。
大会用臨時駐車場の利用台数には限りがあります。定数に達し次第、受付を終了します。
【駐車許可証】は【参加通知書】と合わせてお送りします。大会当日は【駐車許可証】に記載された指定の臨時駐車場を利用してください。臨時駐車場からスタ−ト地点までは自走での移動となります。
なお、お申込み済みであっても、大会当日に【駐車許可証】を持参されていない場合は、臨時駐車場のご利用はできませんので、ご了承ください。 - エントリー期間終了までに住所や連絡先の変更があった場合は、速やかにスポーツエントリーの登録情報を更新してください。
- エントリー期間終了後に住所や連絡先の変更があった場合は、至急、大会の公式メールアドレスあてに連絡してください。(cycle@htv.jp)
※ゼッケンなどの事前送付物はご登録いただいた住所宛てに送付します。
ご連絡がない場合、大会当日までに参加に必要なゼッケンなどをお届けできなくなることがあります。
なお、住所の誤登録や不備、変更連絡漏れによる再送付の場合は送料をご負担いただきます。 - 走行中にケガをしている人や、倒れている人を発見した場合は、最寄りのスタッフにお伝えください。
- 個人情報の取り扱いについて
主催者は、個人情報の保護法令を厳守し、参加者の個人情報を取り扱います。
大会参加者へのサービス向上を目的とし、参加案内、関連情報の通知、次回大会の案内、大会協賛・協力・関係団体からのサービス等に利用します。主催者が制作するテレビ番組、印刷物、インターネット配信、DVDにも利用します。
