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きのうは池谷公二郎さんと甲子園に乗り込み、広島鯉の爆勝を中継した広テレスポーツ組。
試合前、敵を食っちまえ!と
「西岡剛の塩野菜ラーメン」を食したワタクシ。
その効果あってか(ホントにあったんなら相当すごいけど)
4回、同点機で代打・西岡という大ピンチを大瀬良がしのぎ
一気に試合の流れは広島鯉に傾いたのでありました。ジャンジャン!!
ところが、きょうは西岡にやられてしまい・・・。
いいことって、なかなか続きませんな(嘆)
それにしても、監督というのは大変な商売です。
たぶん、鯉党の間では九里に代打を送った判断が議論の的になるのでしょうが
ワタクシは理解できるんです。
確かに九里は好投していましたが、0-0のままでは負けもしない代わりに勝つこともありません。
剛腕・メッセンジャー相手に、どこかで“1-0にする作業”が必要です。
現実に九里の代打・キラは出塁に成功し、続く堂林に1死から送りバントさせて
2014・広島鯉の中核、キクマルに託したわけですから、そんな不可思議な話じゃない。
きょうメッセンジャーから2安打の菊池が打ってしまうか、あるいは勝負を避けられて歩かされた後に
丸が打ってしまうかしていれば、その後の展開はまったく違ったものになっていたでしょう。
明日の広島版スポーツ紙には「野村采配ズバリ!」という見出しが出ることになったかもしれません。
きのうだってそう。
3イニングを完璧に抑えていた歳内の代打・西岡に一本出ていれば
正直どうなったか分からない・・・。
ほんと、勝負は怖い。
しょして、怖いから楽しい。
そんな怖くて楽しいスポーツの機微を、今夜もお届します。
「頭に来とるんじゃ(怒)」という鯉党のみなさまも、ここはひとつ見てやっておくんなまし。
明日も休みだから見てやろうかという、広い心の広島ケンミンのみなさまにありがとう。