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番組情報

瀬戸内海をもっと豊かで魅力的な海にしようと始まった番組「かき小屋コットン」では、コットンの2人が江田島の海でかき作りを学び、育てたかきを「牡蠣-1グランプリ」に出品。「リアルかき小屋コットン」も出店し大盛況となったが、続く番組は「せとうちコットン」!

引き続き豊かな海づくりに取り組むコットンに与えられた次なるテーマは「かき殻」。養殖かき生産量日本一の広島で大きな課題となっている「かき殻」の活用に挑戦!かき殻を使って干潟を再生したり、人工漁礁づくりに取り組んだり、様々な団体・企業との取り組みも紹介しつつ、瀬戸内海の今後を考え、海の環境改善=「ええ海作り」に挑戦じゃ!

あさり復活大作戦

かつて江田島では潮干狩りの季節になると多くの人が島を訪れ、浜は活気に満ち溢れていました。
そこで獲れていたあさりは身が大きく、味は抜群! 江田島のあさりは間違いなく島を表する故郷の味でした。
しかし月日が経過し、江田島からあさりが消えた…。

あの頃のような賑わいを再び取り戻したい…。 島の人たちの願いを叶えるためにあさり復活大作戦がスタート!
スペシャリストたちで結成された「あさり復活チーム」の英知を結集し、難題に取り組むことに!
果たしてあさりは復活するのか?

これはコットンと江田島の人たちの挑戦物語なのです。

  • あさり復活大作戦スタート!何からはじめたらいいのやら?(2025年2月2日放送)

    江田島で獲れなくなったあさりを復活し、昔のような賑わいを取り戻したい…。しかし、何から始めたらいいのかもわからないコットンは、あさりが獲れていた浜を見に行くことに。そこで目にしたのは放置され続けたために傷んでしまった浜の姿だった…。

    東江漁協の木村さん

     きょんの似顔絵をたよりに出会ったのは、江田島の東江漁協の女性部木村さん。話を聞くと、多い時には年間約6トンものあさりが獲れていたことが判明。もう一度あの頃の様にあさりで賑わう浜を見たい…。
    木村さんの願いを叶えるためにあさり復活大作戦がスタートしたのだった!

    10年も放置された浜…

     潮干狩りシーズンになると観光客が押し寄せていた”あさり浜”を見に行ってみると、放置され続けた影響で栄養不足となってしまった浜の姿が。さらに、地面がカチコチに固まっている場所も…。

    あさりの貝殻を発見!

     海岸にはあさりの貝殻が!実はこれは捨てられたものではなく、自然に育ったあさりだった。今でも浜では2キロ程度のあさりが獲れるらしい。かつて何トンも獲れていたあさりは完全には死滅していなかった!
     この場所を「あさり浜」と名付け、あさりが育ちやすい環境整備を行っていくことを決意!

    ちんぷんかんぷん!?

     「あさり復活チーム」を結成!牡蠣殻を使って干潟の再生に取り組んでいる山本民次先生を新たなるメンバーに加え、具体的にどうすればいいのか?の話し合いを行うことに。しかし…山本先生の専門すぎる見解にちんぷんかんぷん!とりあえず先生に”あさり浜”を見てもらい、何から始めたら良いのかを教えてもらうことに。一体どうなることやら…。

  • えっ!かき殻を使って"あさり浜"をよみがえらせる?(2025年3月2日放送)

    今からおよそ10年前の江田島。初夏になると多くの人たちが島に押し寄せていた。お目当てはプリプリに育った「あさり」!大人から子どもまで潮干狩りに夢中でした。しかし環境の変化や生育不良などが原因で、あさりの数が激減していたのだった…。

    ”あさり浜”調査開始!

     あさりは何故いなくなってしまったのか?その原因を調査するために”あさり浜”を掘り起こしてみると、長年放置されたことにより生き物にとって有害な硫化水素が発生している事が判明。さらに過度な栄養不足により浜はカチンコチンに固まっていた。

    牡蠣殻のすごいパワー

     あさりが育ちやすい環境整備に使うのはなんと「牡蠣殻」。実は牡蠣殻にはヘドロから出る硫化水素を吸着して無害化し、生態系の修復に役立つというすごいパワーが秘められていた!さらに土壌を柔らかくし水質を改善する効果もあるという。そこで”あさり浜”に牡蠣殻を混ぜ込み、あさりが育ちやすい環境へと改善していくことに。

    あさり浜アベンジャーズ

     ”あさり浜”には1.7mm~4mmに加工された牡蠣殻を混ぜ込み、その後の経過観察を行うことに。しかし60㎏の牡蠣殻を使ってもわずかタタミ一畳分の範囲。あさりを復活させるためには気の長くなるような時間と労力が必要なことを再認識した。「あさり浜アベンジャーズ」の戦いはまだまだ始まったばかりだ…。

    江田島のおふくろの味

     かつて”あさり浜”では多い時には約6トンものあさりが獲れていたという。潮干狩りの季節の楽しみは、プリプリに育ったあさりだけを使って作るあさり汁。産地は違えど作り方は昔と変わらないあさり汁は、冷えた体と心を温めるには十分すぎるご褒美だった!

過去の放送