庄原市は広島県内で最大の面積があり、そのうち森林面積は84%。しかし、輸入木材の増加による材価の低迷や林業従事者の高齢化などにより、手入れをしていない山が増えています。そこで、2年前から東城町では、市民活動として間伐材や放置された木を買い取り、チップ工場などへ販売。「里山券」と名付けられた地域通貨の発行と清算を行っています。木質ペレット燃料も製造され、森林資源の活用とエネルギーの地産地消に貢献しています。