ANNOUNCER
この度の西日本豪雨で被害に遭われた皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。
私は昨日、被災地の一つである広島市安芸区の矢野地区を取材しました。
被災された方にカメラを向けてお話を伺うのは心苦しく思いましたが、
大変な状況の中、たくさんの方が応じて下さいました。
気丈に話しながら、ふとした瞬間に涙ぐまれる方も。
歯を食いしばってこの状況を乗り越えようとしていることが感じられました。
そして、「是非テレビで伝えてほしい」と言われたのが、
様々な支援に対する感謝の思いでした。
「避難所に着いてすぐ、地元企業や商店街の皆さんから送られてきた食事が、
どれほどありがたかったか…」
「世間の温かさを知った」
「物流網が寸断し各地で品薄になっている中、私たちは物資をいただき申し訳ない」
ともおっしゃっていました。
一方で、被災地の中には、未だ断水や停電が続き、道路も寸断され、
孤立状態のところが多くあります。
「テレビ派」にも、救いを求める被災者の方々から、
たくさんのメール・ファックスが届いています。
「物資や水が届かなくとも、報道の目は向けてほしい」という切実な思い。
私達に何ができるのか、考える日々です。
「24時間テレビ」では、この大雨被害の緊急募金をインターネットで受け付けています。
詳しくは、広島テレビのホームページでご確認ください。
皆様のご協力をお願いいたします。