ANNOUNCER
次男が3歳8か月ごろのこと。
おねしょ対策ではかせていたオムツが、ぬれずに朝を迎えることが多くなってきました。
年少になったことだし、そろそろオムツ卒業のタイミングかも。
そう考え、「これからは寝る時も、布パンツにしようね。」と言い聞かせると、
照れくさそうに、そしてちょっと慣れない様子でパンツをはき布団に入りました。
そんな次男を見ながら、私の心の中にはある思いが渦巻いていました。
(ああ、これでもう、我が家からオムツがなくなるのか…。)
思い起こせば、我が家に初めてオムツがやってきたのは、11年前。
長女が生まれた時に買った、新生児用でした。
あれから、長女がオムツを卒業する前に長男が生まれ、
その長男が卒業する前に次男が生まれ…。
我が家は常に、オムツのある生活を送ってきたのです。
どこに出かけるのも、オムツとおしりふきは必需品。
オムツを切らして、夜中に買いに走ったこともあったっけ。
それが、今度こそ完全に卒業だなんて。嬉しいような寂しいような。
いや、どちらかというと、すごく寂しいよ~(涙)。
感傷に浸っていた私でしたが、翌朝、次男のふとんには、大きなおねしょの地図が!
ちょっとちょっと、この一週間、一度も出てなかったのに、
なんでパンツにした日に限って出ちゃうわけ?(←心の声)
しかし、これも成長の過程と、引き続きパンツをはかせようとするも、
「おしっこがでるからいや!」とは、なんとも臆病な次男。
結局、一日で断念し、我が家は新たにオムツを買い足すことになったのでした。
再びパンツに挑戦したのは、それから1か月ぐらい後だったでしょうか。
以降、何度か失敗はありましたが、いつのまにかピタッと止まり、4歳の誕生日が過ぎました。
今は、出番がなくなり部屋の隅に追いやられたオムツたちを、いつ手放そうか思案中。
我が家の子育ては、新たなステージへ進もうとしています!