ANNOUNCER
110番の日の今日、広島東警察署で一日警察署長を務めました。
なんと、本物の女性警察官と同じ制服を着用!
私、子供の頃、スケバン刑事に憧れて、本気でヨーヨーの練習をしたんですよね~。
あっ、あれはセーラー服だったか…(笑)
それはさておき、1日警察署長としての仕事には、様々な訓練の見学がありました。
110番通報を受けて被疑者の身柄を確保するまでのシミュレーションは、
警察官役、被疑者役、通報者役がそろって、本番さながらの緊張感。
見ているだけでドキドキしてしまいました。
私たちにとっては一生に一度遭遇するかどうかの事が、警察官にとっては頻繁に起きていて、
本当に、日々気が抜けない仕事だなと感じました。
道場では、道着に防具を付けた警察官が逮捕術の訓練をしていました。
時には刃物を持った犯人と対峙しなければならない…
自分だったらきっと、恐怖で動けないでしょう。
命を懸けて県民の安全を守り、そのために真剣な訓練をしているんだなと思ったら、
胸が熱くなりました。
他にも、パトカーは常にピカピカにして、子供たちの憧れであり続けていることや、
110番通報の約半数はワン切りやいたずら電話、緊急性のない相談で、それらが
1分1秒を争う事件事故の対応を遅らせることになってしまうことなどを知り、
勉強になりました。
一日警察署長を経験したことで、今までひとくくりにイメージしていた「警察官」ではなく、
警察官一人一人の顔が見え、親近感と尊敬、感謝の気持ちが増しました。
これから、街で見かける警察官の見え方が少し変わりそうです。
広島東警察署の皆さん、ありがとうございました!