ANNOUNCER
今月初め、一泊二日で訪れたカープ日南キャンプ。
二日目は一日フリーだったので、天福球場に向かう前に、私は一人、
ある場所へ足を延ばしました。
飫肥です。
飫肥藩・伊東氏5万1千石の城下町として栄えたところで、武家屋敷や石垣、
漆喰壁などが残る情緒あふれる街並みは「九州の小京都」と呼ばれています。
水路に泳ぐ鯉が、風情を感じます。
40年前に復元された飫肥城の正門、大手門。
ここだけ時が止まったよう。
静かな迫力を感じました。
飫肥のグルメといえば…
厚焼き玉子。
スイーツのように甘くて、ツルツルとした食感はプリンのよう。
一時間かけてじっくり焼き上げるとか…。
家では真似のできない味です。
こちらは飫肥天。
魚のすり身に豆腐と黒砂糖、味噌を合わせ、油で揚げています。
揚げたてはほんのり甘さが際立って、おかわりしたくなりました。
その後、天福球場へ向かいブルペンを見学した後は、球場近くのお店でランチ。
カツオ炙り重です。
日南市は、近海「一本釣りカツオ」水揚げ日本一のまち。
その新鮮なカツオを炙って食べるご当地グルメで、
私が今回最も食べたかったものの一つです。
しょうゆ漬けと味噌漬けの2種類の味を、七輪で香ばしく炙って頂きます。
最後は、ご飯に載せてだし茶漬けに。
美味しくて、私の心も一本釣りされそうでした(*^_^*)
夕方からは、カープファンにはおなじみの鵜戸神宮へ。
参拝の後は、ずっとやってみたかった運玉投げに挑戦。
崖下にある石のくぼみに、素焼きの運玉を、
男性は左手、女性は右手で5投し、命中すれば願いが叶うとされています。
結果は…
5個中1個だけいい方向に飛んだのですが、
なんと隣にいた人と同時に投げちゃって、どちらのものか分からない玉が見事くぼみに!
…私の投げた玉だったと思うことにしよう。
信じる者は救われる!?
旅の最後は、天福球場のおひざ元、油津商店街へ。
一年ぶりに、油津カープ館におじゃましてきました。
カープ選手の貴重な写真や、お宝グッズなどが展示されている、ファン必見の施設です。
入り口には、去年のこの時期にはなかった真っ赤な「鯉神社」の鳥居。
展示品もリニューアルしていて、
今年は、日南出身のルーキー、ケムナブラッド誠選手のコーナーができていましたよ!
地元愛を感じ、ほっこりしました。
それにしても、この日は本当によく歩きました。
夜明け前に宿を出て、最終の新幹線で広島に到着するまでの歩数は、
2万5千歩超えていました!
1人で観光して回るのも、若い頃は寂しくて好きじゃなかったけれど、
この年になると新鮮で、普段使っていない脳みそが目覚めた感じで楽しかったです。
長くなってしまいました…。
なにはともあれ、こんな経験ができるのも、強いカープのおかげ!
今年も、球団史上初の3連覇、そして、34年ぶりの日本一へ向けて、がんばれカープ!!!