#MessageFromHiroshima

「ノーモア ヒロシマ」

私たちは二度と同じ過ちを繰り返してはならないと訴えてきました。
しかし、ウクライナを侵攻したロシアのプーチン大統領は
核兵器の使用をちらつかせて、国際社会を威嚇しています。
被爆地・ヒロシマから核兵器反対のメッセージを送ります。

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中岡穂子さん 看護学生が見た惨状
三原市在住の中岡穂子さん(94)は太平洋戦争で戦死した父親の敵を討つため、従軍看護婦を志した。看護学生だった16歳のとき、救護活動のため広島市へ行き入市被爆。
劫火に包まれた広島では、治療と呼べるものはできなかった。
焼け野原で出会った2歳くらいの男の子の姿が今も忘れられないという。
 
 
 
 
八幡照子さん 鮮烈な記憶 自分の言葉で伝えたい
8歳の時の記憶をたどり平和のために世界一周をして被爆証言した1人の女性。八幡照子さん85歳。爆心地からおよそ2.5キロの広島市西区で被爆した。8歳だった。
彼女の忘れられない光景がそこにあった。
 
 
 
 
 

ローマ教皇からのメッセージ
〜戦争はもういらない〜

12億人の信者を抱えるローマ・カトリック教会のトップ、ローマ法王・フランシスコ。今年来日する意向を示している法王に被爆地への訪問を呼び掛けようと、広島と長崎の高校生がバチカンを訪れた。対面を果たした2人は、法王に被爆地の声を届ける。「11月に会いましょう」そう約束した法王は11月に被爆地を訪れ、平和へのメッセージを発信する。ナショナリズムに揺れる世界に問いかけるローマ法王が語りかけることとは…。ローマ法王と高校生の心の交流から、ローマ法王来日の意味を伝える。

2019年11月30日放送

原爆資料館
〜ヒロシマを遺す〜

原爆投下から10年後に開館した原爆資料館。今年4月25日にリニューアルオープンした。館内は被爆者の遺品や被爆当時の写真、そして被爆者が描いた絵など被爆の実像にこだわる。遺品を提供した被爆者はリニューアルした原爆資料館をどう思うのか。広島の小学生は…。これまでオバマ大統領やローマ法王など多くの人が訪れてきた原爆資料館。初代館長の原爆資料館に対する思いを息子が語る。核廃絶を願うヒロシマの思いを新しい時代にどう受け継いでいくか。

2019年5月25日放送

原爆供養塔の聲

広島の平和公園にある原爆供養塔。そこに名前が判明しているにも関わらず遺族の元に戻っていない814人の遺骨が今も眠る。一体なぜ?我々が遺族探しを始めると存在しない住所も。そんな原爆供養塔から去年暮れ7年ぶりに遺骨が遺族の元に戻ってきた。名前が漢字一字違うことから特定に至らなかったが、映画「この世界の片隅に」がきっかけで行政も動いた。そして73年の時を経てある遺族が一歩を踏み出した。その思いとは…

2018年3月31日放送

洋次郎の4000日

冨恵洋次郎さんは1979年7月26日生まれの37歳、広島市内のバー「スワロウテイル」のオーナーだ。冨恵さんは原爆が投下された8月6日にあわせた毎月6日、自身が経営する店などで「被爆体験を聞く会」を開いている。きっかけは「原爆がうつる」と知人に言われ、自分自身が原爆について何も知らず何も言えなかったことだと語る。今年1月肺がんのステージ4と診断された。余命2か月の宣告を受け、様々な治療を試しながら毎月6日の「被爆体験を聞く会」を続ける日々を描く。

2017年7月30日放送

被爆米兵

2016年5月27日、アメリカのオバマ大統領が現職の大統領として初めて広島を訪れた。そして被爆者で歴史研究家の森重昭さんを抱き寄せた。その理由は約40年間にわたり一人で広島で被爆した米兵を調べていたからだ。広島テレビでは長年、森さんの活動を密着取材。その活動及び被爆米兵についてまとめたドキュメンタリー作品です。
(2016年・第12回日本放送文化大賞・準グランプリ作品)

2016年4月30日放送