
2024年12月8日(日) 再放送
NNNドキュメント
平和色の写真
よみがえる被爆者の記憶
広島テレビの新人報道記者・庭田杏珠(22)に「お会いしたい」と一通の手紙が届く。送り主は…被団協の設立にも大きく貢献した被爆者の阿部静子さん(97)。戦争体験者に話を聞きながら、AI技術を活用し白黒写真をカラー化する「記憶の解凍」の活動を、高校時代から続けている庭田に、阿部さんが心を打たれたからだった。大切な写真のカラー化作業を始めたふたりの笑顔や涙を通して「平和」や「幸せ」について考える。
ナレーション/立木文彦 制作/広島テレビ 放送枠/30分

2024年10月13日(日) 再放送
NNNドキュメント
キノコ雲の上と下
~米兵の心に苦悩を刻んだヒロシマ~
「絶対に敵を討つ」。被爆者の近藤紘子さんは、原爆を投下した米兵を憎んで生きてきた。終戦から10年後、アメリカで副操縦士のロバート・ルイスと対面する。しかし、目の当たりにしたのは思いもよらぬ姿だった。「私たちはなんてことをしたのか」そう言ってルイスは涙を流した。キノコ雲の上で一体、何が起きていたのか。彼らの思いに迫ろうと、私たちは資料を徹底調査し、音声や手記を独自に入手。心に刻まれた苦悩に迫った。
語り/吉川晃司 制作/広島テレビ 放送枠/55分