

交通の利便性に優れた地区でありながら長く整備が遅れていたJR広島駅北口(新幹線口)エリアが、近年大きく変わりました。
駅前広場の全面改良や有効空地の民間開発が進み、新たな“マチ”へと姿を変えています。「駅の北側」にあることから付けられた≪エキキタ≫という愛称も浸透し、いま広島で最も注目されているエリア。
広島テレビはこのエキキタに2014年、移転を決定しました。そして2018年、新社屋が完成し、開局の地・中区中町から56年目の大移動です!JR広島駅から徒歩約4分という至便な立地を生かし、1〜3Fには「コンベンションホール」を併設。メディア基地としての情報発信はもちろん、エキキタに新しい賑わいを創出していきます。
広島テレビ放送株式会社
着工:平成28年9月15日 竣工:平成30年3月15日
構造:鉄骨造(免震構造) 階数:地上10階
高さ:58.98m
スタジオはオールLED化、2つのサブは独立してどちらのサブからもA・Bスタジオの運用が可能になっており、BCP対策を強化しました。またネットワーク上で音声のシェアができる音声IPシステムを導入しています。
スタジオはオールLED化、2つのサブは独立してどちらのサブからもA・Bスタジオの運用が可能になっており、BCP対策を強化しました。またネットワーク上で音声のシェアができる音声IPシステムを導入しています。
副調整室 (サブ・コントロール・ルーム)
収録をファイルベース化して、最大6,500時間、テープレスでの放送を実施。
音声IPシステムは、1サブ・2サブ間で最大256チャンネルの素材受け渡しが可能になります。
災害時に放送を継続するための機能を考えて建物を設計しました。免震構造はもちろん電源設備を中層フロアに、非常用電源設備を別棟2階に完備するなど様々なケースを想定した設計を行いました。
災害時に放送を継続するための機能を考えて建物を設計しました。免震構造はもちろん電源設備を中層フロアに、非常用電源設備を別棟2階に完備するなど様々なケースを想定した設計を行いました。
主調整室 (マスター・コントロール・ルーム)
従来の2重化構成から3重化構成のシステムとし、放送局としての機能を強化しました。
1階エントランスホールには、ピースコーナーを展開。オノ・ヨーコさんが製作した平和のオブジェや、「第一回広島平和音楽祭」で美空ひばりさんが初めて歌った「一本の鉛筆」の歌碑を展示しています。また正面玄関外には、広島市中区にある碇(いかり)神社境内から接ぎ木された被爆桜を植え、平和への願いを発信します。
【公開時間:午前10時~午後6時】
1階エントランスホールには、ピースコーナーを展開。オノ・ヨーコさんが製作した平和のオブジェや、「第一回広島平和音楽祭」で美空ひばりさんが初めて歌った「一本の鉛筆」の歌碑を展示しています。また正面玄関外には、広島市中区にある碇(いかり)神社境内から接ぎ木された被爆桜を植え、平和への願いを発信します。
【公開時間:午前10時~午後6時】