3R 俳句・川柳募集キャンペーン

テレビ派

「テレビ派」コーナーで地球環境について取り上げた内容を放送!
全4回予定 (2019年10月〜2020年2月まで)

放送内容

第4回 "食品ロス"削減 東広島市の取り組み
(2月3日月曜日)

取材先:東広島市役所、ハローズ東広島店、かもよし

"食品ロス"とは、本来まだ食べられるのに食品を捨ててしまうことです。
東広島市の"食品ロス"削減の取り組みを取材しました。

日本の食品ロスは年間643万トン(平成28年度推計)にも及びます。
このうちスーパーマーケットやコンビニエンスストアなど事業者から出るロスが352万トン。
家庭からは291万トンが廃棄されていて、全体の半分に近い割合です。
国民1人当たりの1日の "食品ロス"はお茶碗1杯分に相当する139グラム。
年間だとおよそ51キログラムに相当します。
では、私たち消費者ができることとは?
「フードロスゼロ運動」を展開する東広島市役所を尋ねました。

市では"食品ロス"の削減に取り組んでいるスーパーやコンビニ、飲食店を協力店として認定し幟などを設置し、その活動を奨励。
市のホームページなどで内容を紹介しています。
東広島市西条にあるハローズも協力店のひとつ。
その無駄を省く取り組みの一つが仕入れる商品のサイズ。
地元に広島大学があり学生や単身赴任者が多いため、他店よりも一人向けの小パックを多めに入荷しています。

さらに、まだ食べられるのに陳列できなくなった食品を廃棄せず、ボランティア団体に提供しています。その一つに、安芸津町で隔週の土曜日に開催されている、"子ども食堂"があります。
ハローズから無償で譲り受けた豆腐やりんごも食材として活用され、ボランティアさんたちの愛情が込もった料理に生まれ変わります。

所かわって、こちらは大人の宴会。
"食品ロス"削減の協力店でもある「かもよし」は独自のアプローチで料理を余らせない工夫をされています。
それが食べ放題・飲み放題のおまかせ料理コース。
出てくる料理は店主任せ。しかも前の料理を食べきらないと次の料理が出てこないシステムになっています。
にもかかわらず、リーズナブルな値段で美味しい料理が楽しめるとあって、お客さんが絶えません。
店主はお客さんが食べるペースを観察。
それによって料理を出すタイミングを計ります。
最後に出すのがお寿司。
先に出すと満足してあとの料理を残す確率が高いからだとか・・・
お客さんと一緒に取り組む、食品ロスの削減ですね。

買い物で、ついつい陳列棚の奥の方の商品を取っていませんか?
期限は1日くらいしか違わないのに。近々食べるものなら、手前から取っても変わりません。
こうした私たち消費者のちょっとした意識で、負担を強いることなくロス(もったいない)を減らすことができ、お財布にもやさしい。
食品の廃棄が減れば、処分費用や、ごみを燃やす時に発生するCO2の削減にもつながり、環境にもやさしいということですね。

第3回 エコを考える!福山市立箕島小学校の取り組み!
(1月13日月曜日)

取材先:福山市立箕島小学校

今回訪ねたのは、全校児童数が120名の福山市立箕島小学校。
今年で創立142年を迎えた歴史のある学校です。
冬休みが終わって、元気よく登校する児童たちの背にはランドセル。
そして手には、ペットボトルがいっぱい…さらにトレーや牛乳の紙パックも。

下駄箱の横には色んな種類の回収ボックスが並べられています。
ペットボトルやトレーなど、児童たちが家庭から持ってきた容器を箱の中に入れていきます。

学校で集められたトレーやペットボトルも地元の企業で回収され、エフピコの工場で再びトレーとして生まれ変わります。
箕島小学校では毎年4年生がエフピコの工場見学やリサイクル学習を体験。
その4年生はリサイクル委員として回収のお手伝いなど、様々な活動をしています。

従来のトレー、ペットボトルに加え、去年の4月から回収を始めたのがお菓子の箱やトイレットペーパーの芯などの紙です。冬休みを挟んだこともあり、回収ボックスはいっぱい。 そして、トイレの前にも回収ボックスを設置。
こうして集めた紙の資源は地元のリサイクル業者に持ち込み、お金に換金します。今後は学校の施設費などに充てる予定だそうです。

箕島小学校は去年、3R推進協議会会長賞を受賞。
地域と連携し、環境保全やリサイクル活動を熱心に展開する姿勢が評価されました。
その象徴とも言えるのが、掃除の時間には欠かせない「雑巾」です。
箕島小学校の隣にある福山市箕島公民館には、要らなくなったタオルを持ち寄る回収箱があります。これらが、雑巾になります。
集められたタオルは年に数回、地域の女性の指導のもと、手芸クラブの児童が雑巾を作ります。
物を大切にするリサイクルの精神は、世代を超えて着実に受け継がれているようです。

第2回 廃プラスチックのリサイクル
(12月9日月曜日)

取材先:国土交通省、ダイヤエコテック広島

私たちが、良く利用するペットボトル飲料などは、正しく分別して排出すればリサイクルされて資源となります。
しかし、ポイ捨てすると海に流れ出て環境に大きな影響を与えかねません。

海面清掃船(かいめん・せいそうせん)『おんど2000』。
瀬戸内海の美しい海を守るために海洋に浮遊するごみなどの回収と、定期的なパトロールを行っています。
その作業海域は広島湾、および安芸灘。東は尾道から西は山口県の柳井までおよそ2,400キロ平方メートルの海域で活躍しています。
ポイ捨てされたペットボトルなどの使用済みプラスチックは雨で流され、海に流出することがあります。その中で5ミリ以下のサイズになったプラスチチックをマイクロプラスチックと言います。

海洋汚染や、海の生態系にも影響を及ぼすと言われるマイクロプラスチック。魚が食べたりすると、その結果、人にも健康被害が及びます。

では、ポイ捨てされずに収集されたペットボトルなどの容器類はどう処理されるのか?
ダイヤエコテック広島では収集されたペットボトルや容器包装に使われたプラスチックを、広島市の委託を受けて圧縮・梱包しています。
ペットボトルなどの容器類は、選別ラインのスタート地点、供給コンベアに投入されます。
まず、ペットボトル、と容器包装プラスチック、それ以外の袋などの中が見えなくて袋を破る破袋機(はたいき)にかけれないような不適物とに選別されます。
選別されたペットボトルなどの容器類が入った袋は破袋機にかけられて次の選別ラインへ。
ペットボトル選別ラインの最後は、ペットボトル以外の異物を取り除く作業で、作業中のわずかな合間にペットボトルのキャップを外すため、ごく一部しか外せません。キャップやラベルの取り外しは、家庭での分別が大切です。
何段階もの選別作業を経て、ようやくペットボトルや容器包装プラスチックが圧縮・梱包されます。
正しく分別・排出されれば、この後は再生事業者が持ち帰り、これらは再びペットボトルや卵パック、買い物バッグ、ファイル入れなどの大切な資源として生まれ変わります。

第1回 環境にやさしい 株式会社こっこーの取り組み
(11月11日月曜日)

取材先:株式会社こっこー

広島県内で、唯一、廃ガラスや廃ガラス瓶から人工軽量発砲資材を生み出している企業の取り組みです。
株式会社こっこーでは1951年の創業以来、製鋼原料をはじめとして、資源の有効活用を実践しています。
回収された廃ガラスや、廃ガラス瓶はガラス破砕機に投入してカレットと呼ばれる6mm以下の小さなガラスに破砕します。
破砕したカレットから粉体を製造し、土木資材などに活用される素材の元、スーパーソル塊を製造します。
スーパーソル塊が常温に触れ、急冷されると軽量発砲資材のスーパーソルとなります。
株式会社こっこーが製造するスーパーソルは、公共の工事などで使われる土木資材の役割以外にも、防犯ジャリのように一般家庭でも使用されています。
廃ガラスや廃ガラス瓶から生まれた資材が、身の回りの様々な場所で使われています。

ひろしま地球環境フォーラム

この3Rの啓発活動は、「ひろしま地球環境フォーラム」が行っています。ひろしま地球環境フォーラムは、広島県の県民、団体、事業者、行政が相互に連携・協働しながら、環境にやさしい地域づくりを進める環境保全推進組織です。