2013年4月30日

新王者から真王者へ

かつて優勝を何度も経験したチーム、たとえば鹿島アントラーズがそうであったように、王者と呼ばれるチームは、一種独特なオーラ、風格、底力が備わっていました。少し大げさかもしれませんが、第8節・名古屋グランパスエイト戦を見て、サンフレッチェ広島も、そういうチームに近づいてきたように感じたのです。

一昔前の弱小時代のチームだったら、強豪・名古屋に先制点を奪われた時点で、そのままズルズルと追加点を奪われ、敗れ去っていたでしょう。しかし、今のチームは違います。

劣勢に立たされても、我慢することができます。慌てず、じっと我慢し、勝機をうかがうことができるのです。実際、サンフレッチェの同点弾が生まれる前の5〜6分間は、ほぼ名古屋にボールを支配され、我慢の時間が続いていました。その時間帯を、慌てず、焦らず、全員が意思統一してプレーしていたからこそ、相手の一瞬のミスを突いて、同点ゴールに結びつけることができたのだと思います。

冒頭でも述べましたが、かつて王者と呼ばれたチームの対戦相手は、そのユニホームを見るだけで、戦いづらい感覚に陥ったものです。そして、いずれ、サンフレッチェも対戦相手から、そう思われるようになってほしいですし、そうのようになりつつあるような気がするのです。

サンフレッチェは昨年、リーグ優勝を果たし、Jの新しい王者になりました。今後は、本当の王者、いわゆる、“真の王者”になるための戦いをしていかなければなりません。

“真の王者”になるため、今シーズンは重要な一年になるでしょう。

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