2013年3月 5日

敗戦から見えた課題

冨士ゼロックススーパーカップのタイトルをとり、今シーズン幸先のいいスタートを切ったサンフレッチェ広島でしたが、続くAFCチャンピオンズリーグ(ACL)とJ1リーグ戦の開幕戦に敗れ、チャンピオンチームとしての厳しさを実感することとなりました。

2年連続の開幕カードとなった宿敵浦和レッズとのJ開幕戦は、単なる1/34試合ではないのかもしれません。しかし、それは、勝ったときに言えばいいことであって、負けてしまった今は、たかが1/34試合にすぎない、と捉えるべきではないかと思います。

負け試合を振り返る際、どうしても結果論になってしまうものですが、やはり、前半45分間の戦い方に悔いが残ります。慎重に試合に入ったと言えばそれまでですが、大胆な攻撃が見られず、ほぼ相手にボールキープされていました。見方によっては、あえて相手にボールを持たせていたということもできますが、そうではなかったと思います。そういう中で生まれたのが、前半37分の浦和・柏木のゴールでした。

しかし、後半に入ると、得点を奪いにいくという積極性がプレーに現れ、次第にサンフレペースへと。点を奪いにいくという積極性が、前へ前へという気持ちに現れ、セカンドボール・ルーズボールを支配するようになり、ボールキープ率が逆転したのです。

ラグビーの世界でよく言われることですが、どこに転がるかわからないラグビーボールは、“前へ”という気持ちがより強い人のところへ向かっていくそうです。それとまったく同じことが言えるのではないでしょうか。

もちろん、90分間フルスロットルで戦うことは不可能でしょう。ときには、相手にボールを回させてペースダウンするなど、試合の流れに緩急を入れることも必要です。しかし、2つの敗戦を見る限りにおいて、次に活かすためにも、前半45分の戦い方、特に立ち上がりの15分の戦い方を修正しなければならないと思います。

次節、アウェイでの新潟戦は、前半から、気持ちの部分で攻撃的に戦ってほしいと思います。そうすれば、90分間をとおして、サンフレペースでゲームをコントロールすることができるでしょう。

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