2012年6月18日

エレガントな「三角形」

ワールドカップブラジル大会アジア最終予選のため、一時中断していたJ1リーグ戦が16日に再開され、サンフレッチェ広島は、セレッソ大阪に4対1で勝利し、連勝を3に伸ばしました。

シュート数こそ、セレッソの13本に対してサンフレッチェが12本と劣っていましたが、試合内容は、完全にサンフレッチェが制していました。

それは、セレッソ大阪・セルジオソアレス監督の以下のコメントからもうかがい知ることができます。「ゲーム全般を通して内容を振り返ってみても、残念ながら、正直なところ、広島のほうが少し上だったと認めざるを得ない内容でした」。

これだけ素晴らしい内容の試合を見せられたら、気が早いかもしれませんけど、優勝を意識する人が出てきてもおかしくありません。実際、この先、主力選手のケガによる戦線離脱が出ずにシーズンを戦うことができれば、十分に可能性があると思います。セレッソ大阪戦は、それほど、内容の濃い試合だったということです。

ところで、現在、好調を維持している要因の一つは、セレッソ戦で何度もスーパーセーブを見せた守護神・GK西川を中心とした守備力が挙げられるでしょう。そして、何と言っても、2試合で9得点という爆発的な攻撃力が、その一番の要因ではないでしょうか。

その攻撃の中心となっているのが、1トップ2シャドーのいわゆる前線トライアングルです。交代選手を含め、三人の組み合わせを変えながらのバリエーションにとんだ攻撃は、まさにエレガントの一言。

三人が形成する「三角形」の配列は、時間、空間、進行、すべての動きに共通のイメージを持っていて、そこからバリエーション豊かな攻撃が繰り出されているのです。そして、これは、どのチームにも真似のできない、サンフレッチェならではの、サンフレッチェにしかできない、大きな武器と言えます。

このエレガントな「三角形」が繰り出す魅惑的な攻撃は、今後もJリーグを震撼させることでしょう。

現在2位のサンフレッチェ広島が、首位に躍り出るのは、時間の問題です。

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