2012年5月28日

エース寿人 偉業達成!

第13節コンサドーレ札幌戦は、佐藤寿人の9年連続となる2桁ゴールなどで3点を取ったサンフレッチェ広島が勝利し2位をキープする一方、首位のベガルタ仙台が敗れたため、勝ち点差が2まで縮まり、いよいよ首位が見えてきました。リーグ戦は、ここで一旦、中断し、次節は6月16日のセレッソ大阪戦で再開となります。しばしのオフを有効活用し、選手一人ひとり、心身ともにリフレッシュしてほしいと思います。

ところで、前人未到の9年連続2桁ゴールを達成した佐藤寿人ですが、本当に凄い記録だと思います。おそらく、この記録はこの先、破られることはないでしょう。これを破ることのできるのは、ただ一人。佐藤寿人、本人が記録を塗り替えていくこと以外にないと思うのです。それほど、偉大な記録だと思います。

佐藤寿人の凄さは、あの小さな身体で、どうすればゴールを奪えるかを常に考え、研究し、努力し続けることにあると思います。チームでは、ここ数年、1トップのポジションを担っていますが、高さやポストプレーを求められる1トップは当時、大型選手でなければ務まらないと言われていました。しかし、そんな中で、寿人は自分なりの1トップのスタイルを独自に確立し、自分にしかできないプレーで見事、その役割をこなすようになったのです。そして、今シーズンのゴール量産の背景には、2つの理由が隠されているのではないかと思います。

まず一つは、自らが積極的に守備に参加することで、守備から攻撃の切り替えの速さを自らが率先してリードし、攻撃に好影響をもたらせています。
そして二つ目の理由は、まわりの選手とイメージを共有して、ゴールに結び付けているということです。その象徴的なシーンが、メモリアルゴールとなった札幌戦の先制点です。

ハーフウェイライン近辺で、寿人がチェックバックして相手ボールを奪うと、青山がそれを拾ってドリブルで仕掛けます。右サイドに石原、左サイドに高萩がパスを受けるべくポジションをとり、青山は左の高萩を選択してパス。実は、このとき、高萩はボールを受ける前に、寿人に対して自分の外側をオーバーランするよう指示を出していたのです。そして、高萩が青山からのパスを受けると、そのまま左サイドに流れた寿人にラストパスし、それを寿人が落ち着いてゴールネットに突き刺したのです。

つまり、青山が高萩にパスを出した瞬間、寿人を含めた三人のプレーヤーは、このゴールシーンのイメージを共有していたのです。今現在のチームの好調の要因は、まさに、そこにあると思います。全員が同じ絵を描き、イメージを共有しているのです。

今後も、エース寿人のゴール量産で、チームを勝利に導いてほしいと思います。

目指すは、クラブ歴代最多得点記録であるハシェックの19得点超え。
そして、その先には、チームのタイトル奪取が見えてきます。


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