2011年11月21日

勝つことによってのみ得られるもの

第32節・川崎フロンターレ戦で、2対3の逆転負けを喫したサンフレッチェ広島でしたが、試合内容は、実に楽しく、美しいサッカーを展開していたと思います。それだけに、勝たせてやりたかったですし、勝たなければならない試合だったように思います。

今シーズンは、タイトル奪取という夢の実現は果たせませんでしたが、来シーズン以降、監督が交代しても、ペトロヴィッチ体制の下、5年半の間に築き上げてきた攻撃的サッカーを継続しながら、その目標に向かっていかなければなりません。その際、「勝者のメンタリティー」が求められるわけですが、それは、川崎戦のような競り合った厳しい試合を数多く経験する中で、勝つことによってのみ身に付いていくのだと思います。

では、サンフレッチェが競り合った試合に勝つために、あと何が必要なのでしょう?
川崎戦では、何が原因で敗れたのでしょう?

その答えは、やはり失点シーンにあると思います。
サンフレッチェの得点シーン(特に1点目)に比べて、川崎が挙げた3つのゴールは、サンフレ側からすれば、どれもが防げるものだったはずです。身体の寄せの甘さであったり、ポジショニングのミスであったり、集中力の欠如など、改善すれば防げる失点だったと思うのです。

しかし、そうかと言って、集中した守備がまったくできていなかった、というわけでもありません。ゴール前での決定的なピンチで、身体を張って守るプレーが随所に見られていました。このような集中力を90分間のうち、どれだけ継続できるかかがポイントになってくるでしょう。

「強いチームが勝つ」のは当然のことです。しかし、「勝つことによって強くなる」という見方もできます。勝つことによってのみ、「勝者のメンタリティー」が育ち、強いチームへと成長するのではないでしょうか。

日本サッカー界、Jリーグの更なる発展のためにも、サンフレッチェのような美しいサッカーをするチームこそが、優勝争いをしなければならないと思います。それだけの責任が、このチームにはあるのです。

勝つことによってのみ得られるものが、どういったものなのか、残り2試合でその答えを見つけようではありませんか。

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