2011年9月20日

強い気持ちと冷静な分析

3対0から、まさかの逆転負けを喫した第25節・C大阪戦から一週間、第26節・磐田戦は、チームの真価が問われる重要な試合となりましたが、あのショックからよくぞ立て直して、勝利をつかみとってくれました。

5失点を喫して敗れ去ったC大阪戦の敗因について、ペトロヴィッチ監督は「相手を上回るだけの得点を奪えなかったことにある」と言い切りました。

そして迎えた磐田戦、前節で崩壊した守備を修正するのではなく、公約どおり、あえて攻撃的に打って出て、見事、3対1で勝利したのです。

勝因は、ブレることなく、強い気持ちで、サンフレサッカーの原点に立ち返って攻撃サッカーを貫いたことにあります。そして、その一方で、実に冷静な磐田へのゲーム分析、スカウティングがあったと思うのです。

両チームのストロングポイントは、ともに右サイドからの攻撃にあり、これが勝敗を左右すると当初から考えられていました。

まずは、磐田の右サイド・駒野選手。
日本代表・駒野選手の精度の高いピンポイントのクロスをいかに抑えるかが、この試合のポイントでした。
これには、マッチアップする山岸選手が見事に対応し、駒野選手に自由なプレーをさせませんでした。

一方、サンフレッチェの武器は、同じく右サイドのミキッチ選手のスピードです。
ミキッチ選手のマークにつく磐田の那須選手のスピードが、それほど速くないことを事前のスカウティングで把握していたことで、徹底的にミキッチ選手のサイドを付いていったのです。その際、ミキッチ選手が相手DFと1対1で勝負できるような戦略を立て、右サイドを攻め立てました。その結果、ミキッチ選手のサイドから2ゴールが生まれたのです。

このように、磐田戦の勝因は、ブレずに強い気持ちで攻撃サッカーを貫いたこと、そして、冷静に相手を分析して試合に臨んだことにあります。
「気持ちは熱く、頭はクールに」、一見、相反する2つの要素ですが、これを上手く織り交ぜながらつかんだ、見事な勝利だったのではないでしょうか。

チームは再び生き返りました。目指すは、残り8試合、8戦全勝!

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