2010年3月31日

クラブ史上初の国際試合勝利!

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で3戦3敗と苦戦を強いられていたサンフレッチェ広島が、4戦目にしてようやく初勝利を手にしました。クラブ史上初の国際試合での勝利です。

ACL初出場となるサンフレッチェのここまでの戦いを振り返ってみると、3連敗したものの、その実力が他のチームに劣っているとは決して思えませんでした。しかし、ただ1点、気になることがあったのです。それは、3戦すべてにおいて選手の動きに固さが見られた、ということです。無理もありません、クラブ史上初の国際舞台なのですから…。ケアレスミスを恐れ、慎重にプレーしようとするメンタリティーが働くのは当然です。

しかし、本当にハードな戦いを強いられた時、それでは通用しないのではないでしょうか。
確実性を優先し、守りの気持ちが入ると、頭や身体が固まってしまいます。その打開策は、アウェーでのアデレード戦の中から見つけ出すことができました。
 
前半32分、ストヤノフの退場により1人少ない状況になったのにもかかわらず、その後2点を奪ったという事実がそうです。水際に追い詰められると、もはや守りの気持ちなど入る余地がなくなり、開き直ることによって、アグレッシブに身体が動くのだと思います。
それが、あの時の逆転劇です。

ACL初出場のサンフレッチェにとって、失うものは全くありません。ならば、4戦目のホームでのアデレード戦は、恐れず勇気を出して、サンフレッチェらしい攻撃的サッカーで真正面から挑んでほしい、と僕は思っていました。その攻めの気持ちから、何かが生まれるのではないだろうか、という期待を込めて試合を見つめていたのです。

結果は、その期待を遙かに超える試合内容での勝利でした。今シーズン最高の内容と言っていいでしょう。いや、ペトロヴィッチ監督が就任してからのベストゲームだと僕は思います。それくらい、エキサイティングかつファンタスティックなサッカーでした。

素晴らしい試合内容で、初勝利を手にしたサンフレッチェですが、依然、グループリーグ突破は厳しい状況であることに変わりありません。しかし、たとえそれが叶わなかったとしても、この勝利はクラブにとって大きな意味を持つでしょう。

もしかしたら、近い将来、この1勝が「広島から世界へ」の第1歩になるかもしれません。

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