2009年6月29日

1試合の重み

2007年の入れ替え戦に敗れ、J2に降格したときの因縁の相手、第15節・京都戦は、2年前のあのときの借りを返す戦いとなりました。
しかし、結果は0対2の完封負け。残念ながらリベンジを果たすことができませんでした。

その時点で5位のサンフレッチェは、この試合に勝利すれば2位になる可能性があっただけに、とても痛い敗戦でした。敗因としては、幾つかの不運が重なったことが挙げられます。

試合中、盛田・柏木の2選手がケガで退場したこと、アンラッキーな1失点目によってゲームプランが崩れたこと、決定的な得点機に相手GKのファインセーブでふさがれたこと、などです。しかし、この敗戦を“不運”という言葉で片付けてはいけないし、選手たちは決して、それを言い訳にしていないと思います。

まだまだ成長過程にある若き紫の戦士たちは、この負けをしっかりと認め、自分たちには何が足りなかったのかを見つめ直し、次の試合につなげてくれると僕は信じています。

ところで、この悔しい敗戦を受けて、僕なりにあらためて感じたことが1つあります。
それは、1試合の重みということです。

Jリーグのリーグ戦は、年間たったの34試合です。
サッカーは年間の試合数が、プロ野球のように130試合も140試合もあるわけではありません。
ですから、数少ない試合数の中で、1試合における重み、重要性というのは、おのずと大きな比重がかかってきます。

2007年がそうであったように、勝ち点1の違いで降格するかもしれませんし、逆に、優勝する可能性が生まれてくるかもしれないのです。
それが1試合の重みだと思います。そのことをもっと強く感じて、1試合1試合、1プレー1プレーを大切に戦ってほしいと思うのです。

今更、そんな当たり前なことを言わなくても、選手たちは十分わかっていると思います。
けれど、更にレベルの高いところで戦うつもりならば、ACLを真剣に狙おうとするのであれば、もっとその意識を高めていってほしいのです。

走るサッカーをベースにするサンフレッチェにとっては、今後、夏場のシーズンは厳しい状況になりますが、1試合の重みを強く意識しながら大切に戦ってほしいと思います。

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