2008年9月26日
数センチの成長
2007年12月8日、広島ビッグアーチで味わった屈辱が思い出されます。
特に、ロスタイムのあのシーンが鮮明に甦ってきます。
槙野の放ったバイシクルシュートがポストに当たり、無常にもボールは外に逃げて行ったシーンです。結局、最後まで京都のゴールネットを揺らすことはできずタイムアップ。サンフレッチェのJ2降格が決定した瞬間です。
あの時、ボールがあと数センチずれていれば、ポストに当たったボールはゴールの中に転がっていたかもしれません。
数センチの違いが、J1残留かJ2降格かの分岐点だったのです。
当時、槙野はあのシーンを振り返り、こんなことを言ったように記憶しています。
「サッカーの神様が、J2で鍛え直して戻って来い、と言っているのかもしれません」。
そして今シーズン、サンフレッチェは厳しいJ2での戦いに耐え、公約どおり見事、1年でのJ1復帰を果たしました。再昇格が決まった翌日、僕は槙野に、昨年の入れ替え戦でのあのシーンを再び聞いてみました。
「あの時、ポストに当たったボールが外に逃げていったけれど、もし、同じシーンが今あったとしたら、どうなっていると思う?」と。
すると、槙野は、自信たっぷりにこう答えました。
「絶対に入っていると思います」。
この時、僕は思いました。この数センチが、今年1年間のチームの成長ではないか、と。
選手個々のレベルアップや、選手層が厚くなったことなど、様々な成長した部分がありますが、何よりも大きな成長は精神的な部分ではないかと思います。
厳しい戦いの中でも、チームがバラバラにならずに軸がぶれなかったこと、自分たちのサッカーを貫き通したこと、我慢強く戦い抜いたこと、その連続性が、数センチの成長を呼び込んだのではないでしょうか。
あの屈辱から約10ヶ月、誇り高き紫の戦士たちは、次なる目標に向けて動き出しています。
まずは、次節・C大阪戦に勝利してJ2優勝をつかみ取ること。
そして、その次は、天皇杯のタイトル奪取です。
さあ! 次なる目標に向けて走り出そう!
J1でも十分に闘っていけると思う。
勝ち点100へまっしぐら!!!
槙野選手『10ゴール』へ急げ(^^)
Thanks For ALL
まあよおやりましたなあ
しかし残念じゃ
天皇杯は残念じゃねえ
まさかねえレイソルごときに負けるとは
考えられんがねえ
まあそれだけ1部はレベルが高いてことじゃ
あのストヤノフのミス
佐藤もあそこにかえしたらあかんわ
近くに相手選手がいたからのう
ありゃあ佐藤のミスで
戦力はそうは変わらない
ミスが出るか
ここぞで決めるか
そこが勝敗の差じゃ