2008年5月19日

鳥栖戦で見えた課題

J2ならではの“ベタ引き”の守備的な戦術で挑んできた鳥栖に対し、1対0の僅差で勝利したサンフレッチェは、首位をがっちりキープしました。
我慢強く攻め続け、ゴール前のブロックをこじ開けて奪った1点を守りきって手にした勝利は、大きな大きな価値があると思います。
こういった苦しい試合でゴールをゲットする寿人は、さすがの一言に尽きます。
これこそが、まさに真のエースです。
また、このような試合を確実に勝利に結びつけたことは、他チームに対して「強い広島・しぶとい広島」を印象付けたのではないか、とも思います。
エースのゴールで、粘り強く戦って奪った勝ち点3は、今後のリーグ戦につながっていくのではないでしょうか。

けれど、後半30分に先制してから後、残り10数分間の試合運び、試合の締め方が、あまりにもお粗末すぎました。
超守備的なチームでも、先制されたら必然的に、リスクを覚悟の上で攻めに転じてきます。
サンフレッチェは、それを受け身に回って相手に攻め込まれ、1つ1つのプレーに余裕を失ってしまいました。あわや失点というシーンが、ロスタイムだけで何回あったでしょうか?

では、このような試合展開では、どのようなプレーが必要なのでしょう?
実はこの試合、先制点を奪ってからの5分間は、そのプレーが出来ていたのです。
それは、“パス”です。
最終ラインでしっかりボールをつなぐ。相手が取りに来なければ、試合終了までボールを回し続けるくらいの感覚です。そして、相手がボールを奪いにプレッシャーをかけてきた時、縦パスを入れて攻める。できたスペースに走り込んで、2点目を奪いに行く。トドメを刺しに行く。
そういった、したたかなサッカーをサンフレッチェには求めたいのです。

これからも、このような1対0の試合は増えてくると思います。
1点を先制し、残り時間が少なくなってきたときの試合の進め方、試合の締め方をもっと改善する必要があるのではないでしょうか。
今のサンフレッチェであれば、首位らしいクレバーなサッカーができるはずです。

ハートは熱く激しく、けれども、頭はクールに!

sanfre

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