2008年4月16日

エース復活弾から学ぶこと

「FW5、MF5、DF4」
これは、6試合消化時点における、サンフレッチェのポジション別ゴール数です。
この数字を見て、皆さんは、どんなイメージを持たれますか?
おそらく多くの人は、「どこからでも得点できる高い攻撃力」をイメージされるのではないでしょうか。
確かに、その通りです。FWだけではなく、どのポジションからも得点できることが、強いチームの条件です。ですから、これは、サンフレッチェの高い攻撃力を示す数字と言えるのかもしれません。けれど、そこに大きな落とし穴がある、と僕は思っています。
それは、「FW5」という数字。総得点14の内、FWが5得点というのは、少ないと思うのです。

得点するべき人が得点し、守るべき人が守る。そうした基本の中で、どのポジションからでも得点することが理想です。今後、サンフレッチェが安定した戦いをしていくためには、FWの得点が望まれます。そんな中、前節C大阪戦でのエース佐藤寿人の2ゴールは、大きな収穫でした。エースの得点は、チームに勢いを与えます。今後、エース寿人を始め、FW陣のゴール量産に期待しましょう。

ところで、C大阪戦での寿人の2ゴールは、また違った意味で、チームに大きな影響を与えてくれました。チームがいい結果を出すために必要なこととは何かを、寿人自身がプレーで示してくれた、と思うのです。

開幕以来、5試合で1得点にとどまっていた寿人は、「どうすればチームの勝利のために得点できるのか」と、ずっと思い悩んでいました。
そんな悩めるエースに対して、チームメイトのストヤノフは、こう助言したそうです。
「これまで通り、チームのためにハードワークを続けていれば必ずゴールできるよ」と。
この言葉を胸に、彼は毎試合、90分間走り続けました。チームの勝利のために。
そして、あの2ゴールが生まれたのです。
これまで得点できなかった試合でも、フォアザチームに徹し、常にハードワークし続けていたからこそ、この2つのゴールは生まれたのではないでしょうか。
いい結果(勝利)を導き出すためには、チームのためにハードワークすることが最も重要だということを、寿人は自身のプレーでチーム全体に示してくれたのです。

前節のC大阪戦は、今シーズンのベストゲームと言ってもいいでしょう。
開幕6試合目にして、ようやくサンフレッチェらしいサッカーを見ることが出来ました。
サンフレッチェの圧倒的な強さを発揮する準備は整いつつあります。

J2をサンフレッチェの独壇場にする時がやって来ましたよ!

sanfre

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