2008年4月 8日

「勝ち点1」の“明”と“暗”

「勝ち点が、同じ1でも、“明”と“暗”」
下手な川柳から入った今回のコラムですが、これは、第4節・水戸戦と、第5節・岐阜戦の2試合を比較して詠んだものです。

退場者を2人出しながらも、最後まで諦めずに戦い、後半ロスタイムに同点に追いついた第4節・水戸戦での勝ち点1。
一方、先制するものの、運動量・球際の争いで格下相手に圧倒され、引き分けに終わってしまった第5節・岐阜戦での勝ち点1。
同じ引き分け試合でも、両者の持つ「勝ち点1」の重みには、大きな違いがあります。

土壇場で追いついてもぎ取った勝ち点1が、勝ちに等しい「1」であるとすれば、追いつかれた結果の勝ち点1は、負けに等しい「1」という感覚を抱くものです。
それは、試合後の選手・サポーターの表情を見れば一目瞭然。

そして今回、明・暗がくっきり分かれたこの2試合で、試合後にサポーターは、チームに対して全く異なった態度を示しました。
水戸戦では、健闘を称えるサンフレッチェコールを。
一方、岐阜戦では、容赦ないブーイングを。
しかし、それは、勝ちに等しい「勝ち点1」だからとか、負けに等しい「勝ち点1」だから、という理由だけではない、と僕は思います。
目の前の試合を全力で戦い抜いたかどうか、その1点に尽きるのではないでしょうか。

勝負の世界では、勝つこともあれば、負けることも当然あります。大切なのは、今、自分が持っている力をピッチ上ですべて出し切り、全力で戦い抜くこと。それは、プロとして当然のことでもあります。しかし、残念ながら、前節の岐阜戦では、その姿が感じ取れませんでした。だから、あの日、アウェイの地に駆けつけた紫のサポーターたちは、ブーイングを発したのではないでしょうか。

この2試合で見えた“明”と“暗”をチーム全体で今一度見つめ直し、次節・C大阪戦では勝ち点3に変えて欲しい、と思います。
そのためには、選手1人ひとりが、自分の力をすべて出し切り、チームのためにハードワークすること。

サポーターの心に響く全力プレーを期待しています!

sanfre

コメント

コメントをお寄せください