8月1日にリニューアルオープンした宮島水族館。
多くの人が訪れる館内に「山から海へ」と題された展示があります。
ここでは、廿日市市の川の上流から下流までが表現されており、渓流や田んぼの小川、ため池などに住む魚たちを見ることができます。
水中の生き物に対する山の大きな役割。
それは、山から川を伝わって流れ出る養分が海の生物のエサとなるプランクトンを育てることです。
もちろん、この山の恩恵は、広島の名産「牡蠣」も受けています。
↑こちらは、宮島水族館内の牡蠣イカダ
広島の牡蠣と広島の山は運命共同体です。
山からの恵みがないとおいしい牡蠣は育たない、というわけです。
そこで、地元・地御前漁業共同組合では、2006年から廿日市市吉和の森で植林活動を行っています。山が荒廃すると、山の土がやせてしまい、結果、海に流れ込む養分も少なくなってしまうため、少しでも食い止めようとする活動です。
山をきれいにすることで、海もきれいになる。
それは、決してすぐに結果の出ることではありません。しかし、山の荒廃は、瀬戸内の恵みを享受する我々にとって、決して人事ではないのです。




