テレビ派

コーナー紹介

俳句道場

放送日:2018年9月19日(水)

第97回 お題「胡麻」(選と評 谷村秀格先生)
<谷村秀格(たにむらしゅうかく)プロフィール>

句の「スケール感」や句の背後の「詩情の広がりや深さ」を重要視する『宇宙流俳句』のパイオニア。『宇宙流俳句会』主宰。1976年広島県東広島市安芸津町木谷生まれ、同町在住。句歴27年

総評

全国から沢山の句を頂き感謝を申し上げます。
この俳句道場で今年マスターしてほしいことは「託し詠み」です。
「託し詠み」とは、言いたいコト・ココロ・気持ち、を直接言葉で詠まず、モノに託して詠むことです。

以下①~④を踏まえて「託し詠み」にチャレンジしていただければ何も難しいことはありません。
気分(ムード)が出ておれば、文法・季重なりなど、あまり細かいことを言わないのが私の立場です。

①原則有季定型(季語を入れた定型感のある句。多少の字余り字足らずはOK。)
②俳句は余白を空けたり多行書きにせず原則一行で書く。
③仮名遣いは現在使われており将来も使われるであろう「現代仮名遣い」を原則使用する。
④原則テーマ・お題を入れて詠む。

大賞句の「首を拭く」は、モノ(情景)に託し愛情がよく感じとれる句。
入賞句の「豚カツ屋」は、いろいろなお客さんの人間模様が感じ取れる一句。
入賞句の「夕星」は、
特選Bは原則、芸術性の高いもの。
入選Aは原則、詩情は感じられるが、直接表現などが気になる句。
入選Bは原則、直接表現や思いが(ココロ・出来事)が先行しすぎた句。
選外は、お題がきちんと入っていない、あるいは入選Bに入らなかったもの。
今回もユニークな俳句も多かったので、クスッとくるようなユニーク俳句欄を設けました(入選などとの複数掲載あり)。

俳句で大事なのは季語の厳密な知識・扱いではなく一句そのものの芸術性ですので、モノとしての「胡麻」周辺のことを詠んでくれていれば「胡麻の花(夏)・胡麻豆腐(季感が弱い)」などでもここではよしとしました。
だたし「開けゴマ!」などは、流石にモノとしての胡麻の実感がないので、残念ながら選外としました(ユニー句を除く)。

ご投句いただいた皆さま、放送をご覧いただいた皆さま、どうもありがとうございます。
目先の結果に一喜一憂することなく、毎回の感性を磨く機会を楽しんでいただければ幸いです。
お一人様、5句程度。
どなた様も「テレビ派ホームページ」トップ画面のバナーからお気軽にご応募ください!

大賞

「やわらかな胡麻の香りの首を拭く」(ペンネーム「青海也緒」さん 37歳)

このような句に出会えるのは選者冥利に尽きる。
子どもの首を拭いているときの句か、家族を介護しているときの句か、恋人を詠んだ句か、実景か、心象かなど、想像や解釈は読者に委ねられさまざまに膨らむが、「胡麻」の食べる・収穫する・弾けるといった固定概念から飛躍し、「胡麻の香り」を通して愛情・慈しみ・あたたかさという新しいイメージを引っ張ってきているところが大変よい。
句には、「胡麻の香り→首」、「香り→拭く」などの措辞の展開にほどよいメタモルフォーゼ(変容・飛躍・意外性)がありひきつける。
読者はこういうメタモルフォーゼによって、それはどういう事情を表しているのかと一句の世界に入ってゆこうとするのである(真実の探求)。
こういう句は俳句本だとか何かしらの型やテクニックによって生まれてくるものではない。
自分の中から湧き上がってきた「無意識からの実感・表現」をしっかり掴んできた結果による。
無意識というものは夢に近く、現実離れしていたりバカバカしいことも多いのであるが、それもたしかに自分を通して出てきたものなのであるから大事にしたい。
そもそも俳句は詩であり詩は芸術なのであるから、頭・意識(作為・技術・文法・教条・意味・学習・作るもの)ばかりで追いかけないことである。
「やわらかな」が直接表現のようでやや気になるが、この句の場合そこまでの傷でもなく、逆に一句全体の情景にふくらみを与えているようである。
参考にメタモルフォーゼのある比較的最近の私の句をあげてみる。
・大ひまわり悶死している鍵の束 秀格
・志野茶碗まずしき声の花前線 秀格
・文字書きの花の指紋や世界山 秀格
・鬱の地の花冠にまたがりぬ 秀格
大賞おめでとうございます。次回もぜひご応募ください。
<作句のポイント>
モノ(胡麻の香りの首・A)を通して、真実(愛情・非A)を伝える。このように突き抜けてゆける言語のことを「詩」と呼ぶ。

入賞

「それぞれがゴマする昼の豚カツ屋」(ペンネーム「彩楓」さん 65歳)

句意は明瞭。
「豚カツ屋」というひとつところに、いろんな会社、いろんな立場、いろんな事情を抱えた人たちが集まって、それぞれがそれぞれの擂り方でゴマを擂って豚カツを食べているという情景。
ゆっくり擂る人、早く擂る人、しっかり擂る人、軽くしか擂らない人、しゃべりながら擂る人、笑いながら擂る人、泣きながら擂る人、、、。
この何気ない動作に、その人その人の生きざままで感じ取れてくるようであるし、ひいては「みんないろいろあるだろうけど頑張ってね」と言うような作者のメッセージが聞こえてくるようである。
大変素朴な句であるが、「いつ(昼)・どこで(豚カツ屋で)・誰が(それそれが)・何を(ゴマを)・どうした(すった)」という情報伝達のポイントが自然と入っているところも上手い。
結果的に「ゴマをする」がお世辞の意味にもとれる句になっているが、そういうユニークさ(俳味)は、出そうと思って出すものではなく、この句のように後からついてくるもの。
シンプルでありながら味わい深い人間愛に満ちた一句である。
入賞おめでとうございます。次回もぜひご応募ください。
<作句のポイント>
情報伝達のポイント(5W1Hなど)が自然に入ると句が分かりやすくなる。

「胡麻叩く夕星間近に来ておりぬ」(ペンネーム「じゃすみん」さん 66歳)

「胡麻叩く」というのは収穫し数本毎に束ねて乾燥させた胡麻の実を莢から出す作業のこと。
「夕星(ゆうつづ・ゆうづつ)」は、宵の明星(金星)のこと。
こちらも句意は明瞭で、胡麻を叩いて実を出す作業をしていたらいつの間にか日が暮れていた(金星を近くに感じた)という句にとれる。
作業に没頭する無心の境地からふと現実に戻った驚きを、言葉で直接言わず、「夕星間近」という眼の前30センチに夕星が来ていたかのような実感(モノ・情景)で伝えているところが大変よい。
やはりこのように「託し詠み」することで、光景も美しく面白く伝わり同時に意味も伝わるので、言葉が働いている(俳句型式を働かせている)のである。
こちらも無意識からの実感を上手く掴んだ一句である。
入賞おめでとうございます。次回もぜひご応募ください。
<作句のポイント>
無意識からの実感を大切にする。

広島俳句名人詠(無鑑査) ※入賞10回を経た俳句名人の句を本人のコメント(※印)とともにご紹介(→は選者評)。

・胡麻煎る夜隣の鸚哥の低き声(ペンネーム「大福ママ」さん 54歳)
※鳥は飼ったことがないのですが、ふとした時に鳥の存在を感じることがあります。
→「胡麻を炒る」だけなら普通の光景であるが、そこに「夜」がくっついてくると一転して重たい印象。そこに高いはずの「鸚哥(いんこ)」の声を低く実感したというのである。モノ(情景)に託して不穏な心境を上手く伝えた一句である。佳句。

・キリストの寝乱れている胡麻の皿(ペンネーム「あや」さん 50歳)
※自分の小さな世界が整然としていて欲しいですが、散らかるのなんの。
→「寝乱れるキリスト」と「胡麻の転がる皿」の取り合わせのように取れる。「キリスト」をこのように詠んだ句は古今なかろう。「キリスト」や「胡麻」に新しいイメージを与えているところがまず上手い。小さいながらも栄養満点の黄金色の粒と、清らかなイメージの「キリスト」であるから、どことなく重なってきて連想にも無理がない。佳句。

・胡麻の香や火星連れ添う水の星(ペンネーム「柱時計」さん 75歳)
※今年の夏から秋にかけて、15年ぶりに地球に大接近して赤く輝いている火星。ちなみに地球は水の惑星と言われているので、「水の星」と詠みました。
→惑星同士が、恋人同士・夫婦同士のような気分で詠まれているところがユニーク。眼前の「胡麻の香」に大きな宇宙の営みを覚えたスケールの大きい句である。佳句。

入選句

特選A(入賞候補)

・胡麻を振る振った手を触る女の子(ペンネーム「ギザギザ仮面」さん 46歳)
→畳みかけるような「HURU」の響きが心地いい。胡麻を振る恋人の手に触れたという光景と取れる。日常の何気ない小さな実感を上手く掴んだ句である。気分は出ているのだが少し作為的でもあるので、はじめの発想にとらわれず「胡麻をふるふった手をふる女の子」など、意図をぼかして読者の想像がさらに膨らむように詠むのもいいだろう。好句・佳句。

・白胡麻や胸に張りつく星の砂(ペンネーム「あやまこみち」さん 49歳)
→「白胡麻は胸に張りつく星の砂のようだ(比喩)」と解釈したがる人は多いがそうするとモノ(星の砂)の存在感がなくなる。作者は「星の砂」と言い切っているのであるから、そのまま素直にモノ「星の砂」として受け取りたい。そうすると観念的でも何でもなく、白くきらめく美しい光景に身を置く作者の澄んだ心境が感じとれてくる。比喩だ隠喩だとすぐに教条的側面から鑑賞しようとする小賢しい精神の在り方は改めなければならない。好句・佳句。

・胡麻香る老舗の屋根のあかねいろ(ペンネーム「白樺みかん」さん 50歳)
→何をいうでもなく、ただ心に留まったモノ(情景)を無意識のままに一句に持ってきたのが成功した。皆ココロを伝えたいと表現の鏤骨に身を削るのであるが、この短い形式は凝れば凝るほどに作為が目立ち逆効果になってしまう。俳句を型や教条やテクニックで追いかけても徒労に終わることが多いのはこのためである。ココロはわざわざ込めなくとも世の中にあるあまたのモノのから「胡麻の香・老舗の屋根」を選択したところ(キャスティング)にすでにある。憧憬の句であろうか、下町の和菓子屋から漂う香ばしい香りを、夕方の大きく鮮やかな色彩がさらに引き立てている五感を刺激するしみじみとした一句。好句・佳句。

・胡麻筵牛のふぐりの行き過ぎる(ペンネーム「クジラオカ」さん 53歳)
→筵の上で胡麻の束を棒で叩き胡麻の実を取り出す作業を黙々と続ける人々(作者)。ふと気づけば「牛のふぐり(陰嚢・睾丸)」がゆらゆらゆれながら通り過ぎていったという句。作者によると、「胡麻」の栽培や闘牛が行われている鹿児島の奄美群島に思いを馳せた句ということらしいが、そのとおりどこか南国の田舎の情景が浮かんでくる。何より「ふぐり」が上手い。「ふぐり」を句の表面に堂々と打ち出したことでおおらかさがよく出ているし、「ふぐり」がゆれながら遠退いてゆく様子に、南国の田舎独特のゆっくりと流れてゆく時間性がよく表されている。情景に託し大きくのびやかな気分を伝える一句である。好句・佳句。

・黄金となるまで胡麻をふりかける(ペンネーム「斎乃雪」さん 56歳)
→この作者については散文的な発想(技術ではなくあり方)について随分と指摘してきた。しかしながらこのところ散文的な表現ではあるがその嫌味が消え、よい意味で俳句型式をわが物とされてきている印象である。やはり俳句の詠み方というのは本や技術で学ぶものではなく自分の体で見つけてゆくものなのである。一見箸にも棒ににならないありきたりな表現であるが出来ている。一句全体を貫くしつこいまでの言い回しに作者の情念が感じ取れてくる。それは句の表面(見える世界・A)のきらびやかさとはうらはらに、きらびやかにせざるを得ない作者の深い悲しみ、何かを忘れたい気持ちなどではないか。見える世界(A・モノ・情景)を詠みつつ、見えない世界(非A・ココロ・真実)を伝える見事な一句である。好句・佳句。

・胡麻かけて夕餉の皿に独りゐる(ペンネーム「吉良水里」さん 57歳)
→「皿に独りゐる」とは、現実べったりの方や学校的な国語感覚では違和感のある表現であろう。幽体離脱ではないが、椅子に座って眼の前の皿の中にもう一人の自分を見たという句、あるいは、自分がどんどん小さくなり皿の中にいるという句どちらにもとれる。いずれにしても圧倒的な孤独感を感じてる作者の心情がよく表されている。「これが夕餉の部屋に独りゐる」ではあたり前で話にならない。「皿に独りゐる」という無意識から浮かんだ実感を、バカバカしいものとして捨てず、きちんと拾ってきたところが見事であった。詩はつまりこういう世界なのである。ちなみに俳句の表記は「現在使われ将来も使われるであろう表記を採用していて不足はないはず」なので、ここでは今後「現代仮名遣い」お勧めたい。好句・佳句。

・胡麻はぜる星の匂いの時刻表(ペンネーム「かすみ草」さん 60歳)
→やはり「胡麻・星」の展開は類想が多いのが惜しいが、こちらの句も比喩(隠喩)などではなく、一句全体のモノ「胡麻・星の匂い・時刻表」の存在感がしっかりしており、そこから非日常的な気分を引っ張ってきているところが美しい。モノに託して詠むこの方向で。好句・佳句。

・胡麻叩く髭の胡人の兵馬俑(ペンネーム「ベルまま」さん 60歳)
→「胡人」は中国北方西方の民族を指す語。「兵馬俑」は古代の中国副葬品で兵士や馬をかたどったもの。胡麻を叩きながら髭の胡人の兵馬俑を感じている句、あるいは兵馬俑が胡麻をたたいているような心象風景か。いずれにしてそのオリエンタルな気分が胡麻によくあっていて楽しい。
好句。

・村百戸むらさきうすき胡麻の花(ペンネーム「ありんす」さん 83歳)
→「胡麻の花」は夏の季語になるのだあるが、大事なのはまず句を詠むことでありその芸術性なので、ここではそのあたりをうるさくいう必要はなかろう。小さな村全体が「胡麻の花」によって明るい雰囲気につつまれている様子が美しく表されている。「むらさきうすき」というのは作者の気持ちであり言葉なので、「うすむらさきの」などモノの様子(情景)に託して詠むとさらによいであろう。好句。

・胡麻の束抱えきれない大太鼓(ペンネーム「寿人大好きばあば」さん)
→「抱えきれない」のが「胡麻の束・大太鼓」両方のように受け取れるところが面白い。収穫の喜びを両腕の感覚や響き渡る音に上手く託して詠んだ。まさにとりあわせの妙である。このように俳句はモノとモノのイメージを取り合わせ楽しむこともできる。この方向で。好句・佳句。

特選B

・胡麻畑空にささやく風の唄(ペンネーム「モッツァレラ二号」さん 8歳)
→透明感ある世界観が美しい。「畑・空・風・唄」あたりの関係性が近いのでそのあたりを整理されるとさらによくなるであろう。好句。

・胡麻爆ぜる青天の原型として(ペンネーム「登りびと」さん 35歳)
→「胡麻爆ぜる青天の原料として」も投句されていたのであるが、それでは一句が完全に理屈の句になってしまうのでこちらがよい。胡麻が爆ぜるかたちは青天の原型なのだという真実を伝えているところに詩がある。ただし定型感に乏しいところが気になる。季語についていろいろ気にする反面、定型についてルーズな人も多いが、定型には定型のバネ(力)があるのでそれを多いに使っていただければと願う。好句。

・胡麻干せば星のこぼれるような音(ペンネーム「ぐ」さん 36歳)
→手慣れた詠みぶりが上手いが少々観念的である。「胡麻・星」の類想と「~ような(直喩)」と詠むことで「星の音」の実在感・存在感を希薄にしているところが大変惜しい。俳句のような短い詩型は一句の存在自体が象徴・隠喩なので、あえて「~のような・~のごとき」を持ち出すこと自体が問題なのである。詩なので「現実らしさ(~のような)」にとらわれず、「星のこぼれる音がする」などと瞬間の実感をしっかり言い切り、モノを据えて詠むようにしたい。参考に。

・地平線ごま駆け回る稚児の声(ペンネーム「じゅんこバズ」さん 37歳)
→気分の大変出た句で「はじける胡麻と稚児」の取り合わせには無理がない。ただしどうも感覚的に「地平線/ごま駆け回る/稚児の声」と三段切れ的なリズムで落ち着かないので、さらに舌頭千転して整えてみたい。

・保育器に並ぶ乳児や金の胡麻(ペンネーム「かつたろー。」さん 42歳)
→期待感のよく出た句である。しかし「保育器・乳児・金」とここまで近いイメージを畳みかけられると少ししつこい。「保育器に並ぶ乳児や胡麻爆ぜる」くらいの気分で詠むほうが読者の解釈を限定せず味わいが広がりそうである。俳句はそのあたりのバランスのとり方が難しい芸術である。参考に。

・金胡麻や異国訛りの修行僧(ペンネーム「銀雨」さん 43歳)
→お寺で精進料理をいただいているときのイメージであろうか。ユニークな把握の句である。「胡麻」はそのルーツや栽培地に外国の印象があるからか「異国訛りの修行僧」の気分がやや近いが合う。日本の情景を読みながらオリエンタルな気分を引っ張ってきているのびやかな一句である。

・胡麻の花頭傾げるそよ風に(ペンネーム「Dr.でぶ」さん 46歳)
→「傾げる」のが「胡麻の花」とも「作者」ともとれるような詠み方で面白い。広い胡麻畑の中で夢うつつの気分に包まれている作者の恍惚感がよく表されている。「そよ風に頭かしげる胡麻の花」でも不足はないのであるが、下五に「~に」と置き上五にはね返るような詠み方がその夢うつつの気分をさらに増幅させる効果を生んでいるようで心地よい。理屈や技術・文法などではなく無意識からの湧出を大切に詠まれている姿勢を評価したい。このような句を見てその気分や芸術性ではなく「胡麻の花」は夏の季語うんぬん、「傾げるのは花か作者か明確にしなければいけない」など教条(国語的・正しさ)的なことが気になってしまう方は、その小賢しさこそを問題にしなければいけない。好句・佳句。

・新胡麻や掌さらさら陽の匂ひ(ペンネーム「日向ぼっこ」さん 48歳)
→全体的なイメージが近いのがやや惜しのであるが、こちらも上の句のように無意識からの湧出が光った一句である。「陽の匂い」は、「陽の匂い」とずばりそう書いてあるのであるから、胡麻の匂いの比喩(隠喩)などではなく、「陽の匂い」そのものと受け取めその気分を感じればよい。「新胡麻」の喜び・や生命力がありありと伝わる力強い一句である。好句・佳句。

・胡麻のつぶ黒きラインのホルスの目(ペンネーム「徳」さん 58歳)
→「ホルス」はエジプト神話に登場する空と陽の神。隼の顔が印象的である。異国から運ばれて広まった「胡麻」の気分と神の目のかたちのイメージを重ねみて、その胡麻の秘めたパワーというようなものを印象的に引き出した句である。中七あたりなどやや説明的なところが引っ込めばさらによくなりそうである。好句。

・胡麻を干す島やこがねの風を生む(ペンネーム「紅さやか」さん 61歳)
→かっちりとした詠み方に安定感がある。「胡麻・黄金ね」「島・風」とイメージが近いこととやや作為的なところが惜しい。モノに託す方向はよいのでさらなる飛躍ある取りあわせ、思い切った表現を期待したい。

・金の胡麻すり抜けてゆく母の指(ペンネーム「えんぴつ新ちゃん」さん 63歳)
→俳句は別に大きな感動を詠む必要はなく、むしろ自分だけの小さな気づきを詠んでくれればいい世界である。この句もそのような気分の一句。オリジナル性にやや乏しいのが惜しいが、いきいきとした金胡麻を詠み込むことで、その新鮮さやや喜びのようなものがありありと伝えることに成功している。

・仏前の日射しほのかな胡麻むすび(ペンネーム「きさらぎ」さん 70歳)
→故人をしのぶ気分の出た句である。「ほのかな」が「日射し」にも「胡麻むすび」にもかかるような面白い詠み方。ほのかな日射し(視覚)とほのかな胡麻むすび(嗅覚)が、眼裏にぼんやり浮かんでくる故人の気分を引き立てていて上手い。モノ(情景)に託して詠むこのほうこうで。好句。

・胡麻刈るや畑にラジオ聞きながら(ペンネーム「ようちゃん」さん 70歳)
→「胡麻」の収穫がどのような作業なのか具体的な様子を知らない方も多いであろう。しかしながらこのように詠まれると実に大らかで楽し気である。この情景に託されたのびやかな気分が共感さそう。好句。

・胡麻和えの色とりどりの夕餉かな(ペンネーム「匿名じいさん」さん 73歳)
→「色とりどり」とは楽しい。新胡麻を皆でおいしく味わっている気分がよく出ている。笑顔や会話などは直接詠み込まれていないが、イメージされる世界にしっかりと立ち上がってくる。それはモノ(情景)の切り取り方が適切であるということにつきよう。モノ(情景)に託して詠むこの方向で。好句。

・胡麻の実や黒白茶色の花火粒(ペンネーム「七十爺」さん 75歳)
→どことなく詠みがぎこちないところや「胡麻の実・花火粒」あたりの類想感が気になるのであるが、余計なことを言わず「胡麻・花火粒」のとりあわせによって象徴的に句にもってきているところがよい。この句の場合「花火粒」は「火薬」のことのように受け取れる。「胡麻の実」が花火となっていずれ空で花ひらくというようなモノの流転・変化の気分を伝えているようで味わい深い。

入選A

・胡麻干すやカラスの低く飛ぶ軽さ(ペンネーム「綱長井ハツオ」さん 19歳)
→「軽さ」と作者が述べているところが惜しい。こういうところを読者に感じてもらえるようにモノ(情景)に託して詠むのが俳句なのである。

・胡麻二粒飛び出すキャンプファイアー(ペンネーム「胃痛」さん 37歳)
→熱いものをもっている方なのであるがまだまだ俳句型式を自分のものにせんと模索中のようである。句の表面であれこれ工夫をと思っておられるようであるが俳句は短いので工夫すればするほど作為が感じられて逆効果なのである(よって無意識からの作句)。またこの堂々とした「定型感のなさ」が大変気になる。俳句の特徴が「短さ」であることはご理解いただけると思うが、それを補い活かすため様々な工夫が「季語・定型・切れ・喩・省略」などである。季語については必要以上に意識する人は多いが、定型に関しては大変ルーズな方が多い。言いたい事た優先して定型を崩すのではなく、定型のバネに頼ることによってしかだせない味わい、意味を超越した気分というものを大事にしてみたい。

・五十日晴天ありて胡麻爆ぜる(ペンネーム「豊田すばる」さん)
→大きな気分の句で一般的には上手いのであるが、上五中七を頭・理屈・作為で詠んでいるようなところがやはり惜しい。俳句は短いので頭でつくるとその作為が目立ってしまい鑑賞の邪魔になってしまうのである。このあたりは作者の宿題としておこう。

・金の胡麻八光年の星の蜜(ペンネーム「モッツァレラえのくし」さん 42歳)
→こちらの句も上の句と同様である。俳句は短いので句の表面で何かを言おうとせず、モノ(情景)をしっかり据えて、句からイメージされる世界が豊かになるように詠みたい。

・胡麻爆ぜる幼子でんでん太鼓振る(ペンネーム「マネレ」さん 44歳)
→いきいきとした気分の句である。取り合わせの句であるが、両者のイメージが近いところや激しい動詞が二つあり一句が落ち着かないところが惜しい。そのあたりを整理したい。

・城跡は山の中なり胡麻叩く(ペンネーム「ブルージャスニン」さん 48歳)
→安心感ある詠み方で雄大な気分が心地いい。ただし「なり」と説明・報告しているところが惜しいのでそのようなところをさらにモノ(情景)に託して詠むようにしたい。

・胡麻爆ぜて新米農夫の慌てたる(ペンネーム「洒落神戸」さん 51歳)
→俳味の一句であるが、モノ句(モノ〔情景〕で託し詠む)というよりは、コト句(出来事・報告・説明)になってしまっいるところ、また「爆ぜて→慌てる」と一句の世界観が当たり前になってしまっているところが惜しい。批評精神をもって日常を詠むことが大事であろう。

・胡麻豆腐ぷるんと母を想い出す(ペンネーム「こんぺいとう」さん 52歳)
→寂しくなりがちな母への気持ちを明るく詠んであるところがユニークであるが、「胡麻豆腐・ぷるん」「母・想い出す」あたりのイメージが近く惜しい。また「想い出す」は直接表現なので「胡麻豆腐少しふるえる母の背ナ」などモノ(情景)に託して詠むようにしたい。

・胡麻香る重機の跡の住宅街(ペンネーム「モリババと40人の盗賊」さん 52歳)
→「重機の跡の住宅街」とは先の豪雨災害を詠んだものであろう。しかしながら「胡麻香る」では合わない。こういう場合は最初の発想にとらわれず「胡麻爆ぜる重機の跡の住宅街」などと素材を活かして詠み直したほうがいいだろう。参考に。

・胡麻豆腐つるりと喉を滑り落ち(ペンネーム「やんちゃん」さん 57歳)
→定型のバネを活かした飾らない軽い詠みぶりが心地よい。しかしながら芸術性という観点でいえば「豆腐・つるり・喉・滑り」とありきたりの語と語の関係性が惜しい。ありきたりを避けるように詠みたい。

・駅弁の裏蓋の胡麻の並び方(ペンネーム「おくにち木実」さん 60歳)
→小さな発見を掴んできており面白い。少々説明的なので、「駅弁の蓋へばりつく胡麻の腹」などモノ(情景)に託して詠むようにしてみたい。参考に。

・胡麻の香と夕日たゆたう厨かな(ペンネーム「ハイカー」さん 60歳)
→夕方の気分がよく出た句である。しかしながら「胡麻・厨」「夕日・厨」では少しイメージがつきすぎ。ここまで詠めればなかなかであるが、さらにそのあたりを整理してみたい。

・古庭に胡麻の香りと水の音(ペンネーム「9月の雨順子」さん 62歳)
→芭蕉の有名な句が浮かんだ。その分やはりパロディのようになってしまい大変不利である。ユニークであるが、やはりオリジナルな実感を詠むようにしたい。

・海原に熟れて飛び散るうごまかな(ペンネーム「ひなじいさん」さん 63歳)
→「うごま」は胡麻の異名。中七下五があたり前の語の展開で惜しいといえば惜しいが、のびやかな気分・勢いが感じとれる句でもあり若々しい。

・胡麻叩く後ろ姿は祖母のごと(ペンネーム「松廣李子」さん 63歳)
→落ち着いた詠みぶりに安心感がある。一句の世界観がやはりありきたりなのが惜しいのでそこをどう抜け出すか。日常を詠むときは批評精神をもって詠むようにすることが大事であろう。参考に。

・日傘揺れ避暑地に白く胡麻の花(ペンネーム「クリスマスローズ」さん 67歳)
→透明感ある美しいムードである。「日傘・避暑地・胡麻の花」と少し窮屈なのでポイントを絞って「胡麻の花吐き出している避暑地かな」あたりで詠んでもいいだろう。参考に。

・胡麻刈りて風を蹴散らす鬼瓦(ペンネーム「きいたん」さん 68歳)
→「胡麻・鬼瓦とは農家の家の前の気分であろうか。なかなか印象的な句である。ただどうもモノとモノが合わない(胡麻・鬼瓦)。このあたりの素材で詠むとすれば「鬼瓦風つむぎ出す胡麻の花」くらいになろうか。ちなみに「胡麻の花」は夏になる。

・新ごまや古民家の風右左(ペンネーム「うり、ぴーママ」さん 70歳)
→少々舌足らずな詠みになってしまっている下五がやや惜しいが、「新胡麻」の喜び嬉しさの気分がよく出ている。好句。

・故郷や擂鉢の胡麻かき出しぬ(ペンネーム「ヒロリン」さん 70歳)
→「擂鉢」を使う機会も減っているが「故郷」の親たちはあたり前のように使っている。というような気分の句。「故郷や」でもいいのであるが、少しざっくりしすぎているので「擂鉢の胡麻を掻き出す里の空」など、大きな情景を打ち出してみてもいいかもしれない。参考に。

・能き日なり牛も引かれて胡麻絞り(ペンネーム「秋月なおと」さん 70歳)
→定型を活かしたかっちりした詠み方が心地よくさわやかである。「能き日なり」などと
作者が直接語らず、読者に感じてもらえるようにモノに託して詠むようにしたい。そうすればさらによくなるであろう。

・女学生パチパチ弾ける胡麻の声(ペンネーム「水彩少年」さん 72歳)
→「女学生」の気分・「胡麻」の気分を重ね見た句でなかなか楽しい。両者のいメージが少し近いので分かりやすいが、その分世界(宇宙)が浅くなるのが悩ましいところ。いずれにしてもこのように取合わせ・キャスティングといったモノを打ち出す方向でイメージの妙味を堪能いただければ嬉しい。

・金胡麻の香り際立つ吐息かな(ペンネーム「みなと」さん 74歳)
→華やかな気分の句である。しかして一句に飛躍がないのが物足りない。最近の作者の方向性なのかもわからないが、俳句型式を働かせる方向で大胆に詠んでいただければと願う。

・古戦場胡麻叩く音や昼の月(ペンネーム「コスモス」さん 75歳)
→モノをしっかり打ち出しながらイメージされてくる世界の非日常感を高めているところが大変よい。ただ少しモノが多く窮屈ななので「胡麻叩く・昼の月」「古戦場・胡麻叩く」あたりで、もうすこしポイントを絞って詠んでみたい。

・黙々と胡麻刈るさきに一つ星(ペンネーム「蛍子」さん 76歳)
→胡麻を刈っているといつの間にか夜になってきたという気分の句。星が印象的である。「~に」と限定されると解釈の幅が限定されるので「刈られゆく胡麻の向こうや星ひとつ」など、味を残して詠んでみたい。参考に。

・胡麻叩く働き者の老農夫(ペンネーム「かっちゃん」さん 77歳)
→定型のバネの効いた句で「U」音の響きが心地よい。「働き者の」はモノ(情景)ではなく作者の思い・概念なので、こういうところを「胡麻叩く音高らかに老夫婦」など、さらに情景に託して詠むようにしてみたい。参考に。

・遠足や母の天塩の胡麻むすび(ペンネーム「チックちゃん」さん 77歳)
→素朴であるが、上五の切れ・定型のバネがよく効いた句である。大きな光景・概念から目の前のむすびへの展開の仕方が上手い。「遠足」は春の季語であるがそれは問題ではない。ただ「遠足・むすび」「天塩・胡麻・むすび」など少し語同士のイメージが近いところが惜しいのでそのあたりは気をつけたい。

・ぱさぱさと胡麻打つ音や日の暮れる(ペンネーム「つれづれ」さん 77歳)
→この手の句は類想が多いのでどうにも惜しいが「胡麻打ち」の気分がよく出ている。日常の光景をそのまま詠んでいるようであるが、他の類想とは少し違ってさらに抑制して詠んであるところがよい。こう詠むことで逆に真摯に生きる人々の様子がより引き立って感じ取れてくる。好句。

入選B

・すり鉢の胡麻から彩る食の香(ペンネーム「競馬大好き」さん 25歳)
・縁側で暑中お見舞い胡麻香る(ペンネーム「ASARINA」さん 31歳)
・婆ちゃん家爽やか胡麻の中華蕎麦(ペンネーム「よこたん」さん 41歳)
・眠る前胡麻の国からファンレター(ペンネーム「ダビデ王きよたか」さん 43歳)
・胡麻を摺り背中で仕事母の味(ペンネーム「詩人たこらいす」さん 43歳)
・分かったか此れが味噌胡麻母の味(ペンネーム「真改しんかい」さん 43歳)
・爪楊枝胡麻が踊る世界かな(ペンネーム「放送きよたか」さん 43歳)
・鍋のゴマ跳ねて宇宙に飛んでいけ(ペンネーム「叔父ちゃん」さん 44歳)
・ごま食べる仙人めざしなれるかな(ペンネーム「わた」さん 45歳)
・胡麻の種ひとつひとつが香ばしく(ペンネーム「稲葉高飛郎」さん 45歳)
・擂り鉢を被る行進胡麻香る(ペンネーム「菊池洋勝」さん 47歳)
・差し込む陽胡麻ひとつまみさっと乗せ(ペンネーム「もじこ」さん 49歳)
・胡麻たたきつつ歌いつつ風の谷(ペンネーム「でこ」さん 52歳)
・胡麻爆ぜて関わり持てず八年間(ペンネーム「いようさぎ」さん 54歳)
・スタジアムに笑う胡麻たちは赤き声(ペンネーム「コンセプシオン6」さん 55歳)
・大入日胡麻刈る子らの声はじく(ペンネーム「梅こんぶ」さん 56歳)
・新米に胡麻塩ふって食べる秋(ペンネーム「りんの」さん 58歳)
・胡麻菓子を迷う夫の背を笑う(ペンネーム「インゴット」さん 58歳)
・ゴマはじけ個人差のある放物線(ペンネーム「たえの子」さん 59歳)
・還暦を過ぎても知らず胡麻の花(ペンネーム「ゆきんこ」さん 60歳)
・胡麻叩きいくつか飛んで見失う(ペンネーム「七瀬ゆきこ」さん 60歳)
・ごま団子四川料理を鎮めけり(ペンネーム「⑦パパ」さん 62歳)
・入歯の下胡麻取る夫愛おしや(ペンネーム「瑠緒まま」さん 62歳)
・胡麻塩が縁を取り持つ老夫婦(ペンネーム「みっちゃん」さん 64歳)
・凩や胡麻すり込みて味噌ラーメン(ペンネーム「是多」さん 64歳)
・胡麻を煎る母の姿のおぼろげに(ペンネーム「猫またぎ66」さん 66歳)
・待ったなしの畑仕事や胡麻爆ぜる(ペンネーム「ぐずみ」さん 68歳)
・胡麻爆ぜて死後の世界は有るという(ペンネーム「比々き」さん 69歳)
・胡麻打ちやリズムにまかせ身もまかせ(ペンネーム「おちえもん」さん 70歳)
・胡麻爆ぜる鏡に向かひあゐうゑを(ペンネーム「ヤチ代」さん 70歳)
・胡麻を炒る三万三千躍動す(ペンネーム「ふー」さん 71歳)
・あんパンのてっぺんに胡麻誇らしげ(ペンネーム「あしながおじさん」さん 72歳)
・胡麻づくし和洋折衷はずむ箸(ペンネーム「ももちゃん」さん 72歳)
・胡麻炒るや怒る大地に泣く人ぞ(ペンネーム「めぐちゃん」さん 78歳)
・新胡麻の味見一粒母の顔(ペンネーム「義」さん 79歳)
・胡麻はぜて静寂破る震度七(ペンネーム「テッちゃん」さん 80歳)

ユニー句(句)

・胡麻みたいネチネチゆうのマジで無理(ペンネーム「リリィ」さん 16歳)
・この胡麻の数だけ恋をしてみたい(ペンネーム「大野美波」さん 31歳)
・細々とうるさい嫁にゴマをする。(ペンネーム「そっぺ」さん 34歳)
・独楽駒も粉々胡麻は大騒ぎ(ペンネーム「胃痛」さん 37歳)
・切ないねゴマじゃないのよシミなのよ(ペンネーム「クロワッサン」さん 39歳)
・水曜日素敵なスリーにごまスリー(ペンネーム「まんまるちゃん」さん 39歳)
・カッコいい秀格先生ゴマをする(ペンネーム「赤ヘルのプリンスでありんす」さん 39歳)
・ごまかさず君ならできる最後まで(ペンネーム「しまっかーとにー55」さん 41歳)
・担々麺白胡麻の味良く似合う(ペンネーム「武相乱」さん 43歳)
・擂ったゴマ料理に使わず上司へと(ペンネーム「Dr.でぶ」さん 46歳)
・できたシミメイクでごまかす47歳(ペンネーム「テレビ派ソラシド」さん 47歳)
・ヤジに耐え胡麻行鍛え今がある(ペンネーム「やまかぜファイブ」さん 55歳)
・猫になり記念日前にゴマをする(ペンネーム「ゆきんこ」さん 60歳)
・黒胡麻に白胡麻金胡麻へそのゴマ(ペンネーム「孫4人じぃじ」さん 62歳)
・思い出すカップ麺の胡麻味を(ペンネーム「リュー」さん 69歳)
・ゴマプリン聡太が寄せで差す一手(ペンネーム「秋月なおと」さん 70歳)
・遠足で慣れぬ弁当ゴマだらけ(ペンネーム「ぜんしょう」さん 71歳)
・会うたびに白ごま増える古希の父(ペンネーム「匿名じいさん」さん 73歳)
・炎暑待つ新井護摩行ホームラン(ペンネーム「だいさん」さん 75歳)
・刈り取りは胡麻塩頭和えは妻(ペンネーム「七十爺」さん 75歳)
・胡麻擂りて初めて栄養効果出る(ペンネーム「小林宏一」さん)

入賞入選の皆様おめでとうございます。

◎次回のお題は「運動会」
大賞の方には3,000円分のクオカードをプレゼント!奮ってご応募ください!
次回は10月3日の放送です。作品の締切は9月26日水曜日です。

過去の放送内容