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特集:Xmasに奇跡の物語を 森山未來

映画“セカチュウ”で日本アカデミー賞を受賞した注目の俳優、森山未來をゲストに迎えた。新作「スマイル〜聖夜の奇跡〜」は、タップダンサーの夢破れてなぜか弱小ホッケーチームの監督になってしまった青年が、子ども達とともに奇跡を信じて頑張る物語。子ども達は全員本物のプレイヤーで演技は初めて、というイレギュラーな撮影の舞台裏を明かした。また、今作品でメガホンを取った陣内孝則さんの“アツイ”監督ぶりを語った。

(以下 森=森山未来 モ=モリタク)

モ=広島は2回目とか

=いつもいいな、と思います。広島は空が抜けてて青くて。

モ=今度の映画は、ハイテンションで若く勢いのある監督の役。イメージするものはありましたか?

=特に決まったキャラはなかったですけど、あんまり教師、監督をやっている意識はなかったです。上から目線で彼らと接するのが嫌だったので、どっちが監督でどっちが子どもかわからないような感覚で演じるように務めていました。

モ=子ども達はみんな、演技経験のない子ども達でした。彼らの印象は?

=彼らはホッケーをやっている子達だから、根性がありますね。陣内監督にはっきり「違う」って言われてもあまりへこたれなかったです。

モ=個性豊かな面子が揃っていましたね

=もちろん最初は固かったですけど、ほぐれてくると、子役をやっている人たちに比べると制約がない、というか。どうしたらいい、どうしたらいかんもないので、思いっきりその場を楽しめるし、思いっきりその場を悲しめる。理屈じゃないところで動いている感じがしました。そうなると余計にキャラが粒だってきますよね。

モ=チームで演じることの難しさはありましたか

=ありました。ちょっとでも離れたら彼らの気持ちが離れちゃう怖さがあったので、撮影中も合間もずっと一緒にいたし、終わったら一緒に飯食いにいったし、オフの日も遊びに行ったりとか。

モ=ホッケーにタップが融合する物語。リズムとスポーツが一つになるというのは、今まで感じたことがありましたか

=分かっていた部分ではあります。ずっと踊りをやっていたので。会話の中にもリズムが含まれているし。例えば、サッカーで流れが悪くなると選手を換えて緩急をつけるのも リズムですよね。だからタップダンスでリズムを具現化してみる、っていうことに違和感はなかったです。

モ=陣内監督の印象は

=とにかく声がでかいし、テンション高いし、まっすぐな感じですけど、反面、人にすごく気を使うしシャイな部分もあって。男の強さも弱さも内包している人ですね。それが映画に出ていると思います。

モ=広島のみなさんにひとこと

=ホッケーもあるしタップもあるし、スポコンやら恋愛やら、色んなものがぐちゃぐちゃになっていて。でも、すごく爽快感溢れるエンタテイメントになっていると思うので、ぜひ映画館に足を運んでください!