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加重収賄などの罪で有罪判決を受けていた元県職員の男の控訴審で、広島高裁は控訴を棄却しました。 元県職員の曽根田英一被告は3年前の県立高校の改修工事を巡り、業者側に入札予定価格を伝えた見返りにカープ戦のチケットを受け取ったなどとして、2023年、一審で執行猶予付きの有罪判決を受けました。曽根田被告はこれを不服として控訴していました。 広島高裁であった判決公判で、森浩史裁判長は「チケット交付の経緯からして、社交儀礼の範囲内の贈答ではなく、被告に賄賂性の認識があったとした原判決に事実誤認はない」などとして、1審の執行猶予付きの有罪判決を支持し、控訴を棄却しました。 (2024年4月25日放送)
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