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【変わる広島】路面電車「駅前大橋ルート」工事現場にカメラが入った! 橋桁の組み立て進む

2025年春の開業に向け、JR広島駅ビルの建設が進んでいます。 ビルの2階に路面電車を乗り入れるための工事が本格化する現場にカメラが入りました。 今回特別に取材させてもらったのは、広島駅南口から300メートルほどの場所にある工事現場です。 広島市などが手掛ける「駅前大橋ルート」では、駅ビル2階に路面電車が乗り入れます。 ■濱野純一朗記者リポート 「私は今、橋を支える柱の上にいます。駅前大橋から、新しい駅ビルを望むこちらの場所では、橋桁を組み立てる作業が進められています」 ここで組み立てられた橋桁は、駅前を走る大州通りをまたぐようにスライドさせ、駅ビルの2階につながります。 大きな節目となる、橋桁をかける工事。広島市によると、6月に行われる予定です。 「駅前大橋ルート」は、広島駅から比治山通りをつなぐ全長1.2キロにおよびます。 稲荷町交差点周辺では2023年秋から路面電車のレールを敷く工事が進んでいて、すでに4割ほどが完了したということです。 駅ビルにかかる高架部分は、レールを樹脂で固定。 振動や騒音を抑える効果が期待されています。 紙屋町方面行きの稲荷町電停は移設工事の真っ最中。 ホームの長さは60メートルと広島電鉄で最長です。 ■広島市 道路交通局交通施設整備部  有木健一郎 担当課長 「駅前大橋ルートについては駅ビルの開業と同時期の2025年春の供用を目指して整備しています。JR西日本、広島電鉄と連携して整備の方を着実に進めたい。」 駅ビルに入るホテルのロゴが設置されるなど、外観からも、工事の進捗がうかがえます。 駅前が大きく変わるまで、あと1年です。 【2024年4月19日 放送】

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