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【映画オッペンハイマー】被爆地・広島でも封切り 多くの人が鑑賞

アカデミー賞で作品賞など7部門を制した映画「オッペンハイマー」が、29日から日本で封切られました。映画が描いた原子爆弾が投下された広島市の映画館でも、多くの人が鑑賞しています。 封切り初日となった29日、広島市中区の映画館には、話題作をいち早く見ようと多くの人が訪れていました。映画「オッペンハイマー」は、原子爆弾の開発を主導し、「原爆の父」と呼ばれたアメリカの物理学者ロバート・オッペンハイマーを題材にしています。アメリカのアカデミー賞で作品賞など7部門を受賞しました。この映画館では、初回となる午前9時半からの上映で、定員の半数。午後1時前からの回で、定員の7割近い108人が鑑賞しました。 ■崇徳高校1年生 「オッペンハイマーの視点から原爆について学べる映画だと思いました。今まで受けてきた平和教育とは 違った視点から原爆について学べる機会だと思うので、すごくいいきっかけになりました」 ■八丁座 蔵本健太郎 支配人 「核の脅威と改めて向き合えるきっかけになる映画だと思う。広島から広島のことをますます伝えていきたい」 映画「オッペンハイマー」は、29日から県内8か所の映画館で上映されています。 《2024年3月29日放送》

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