食品が媒介する感染症

家族や友人たちと楽しむバーベキュー。
おいしそうなお肉や野菜がいっぱい。しかし、扱い方を間違えると、食べ物を介して、感染症になる可能性があります。

感染症を引き起こす病原微生物には、腸管出血性大腸菌、カンピロバクター、サルモネラ属菌、ノロウイルスなどがあります。

特に、バーベキューの時に気をつけたいのは、生肉が媒介する感染症です。

O157、O111などの腸管出血性大腸菌は牛肉など、サルモネラ属菌やカンピロバクターは牛、豚、鶏肉などが、感染症の原因になっています。

症状などは様々ですが、腸管出血性大腸菌感染症やサルモネラ感染症などは、重症化すると命にかかわる場合があり、注意が必要です。

国立医薬品食品衛生研究所、衛生微生物部第2室長 工藤由起子先生に安全なお肉の調理の仕方について伺いました。

工藤先生
「しっかりと加熱をしていただいて、確認しながら食べていただくということが重要になります。75度、1分というのが菌が死んでしまう温度と言われているんですけれども、調理方法によっても違うのですが、表面がしっかりと色が変わっていること、それから大事なのが、中心部の方も色が変わっていて、加熱がされているというのを確認していただくということが大事になります。」

また、生肉をつかんだ箸と食べる箸を分けたり、使ったまな板や包丁を熱湯で消毒をすると、感染症の予防になります。

工藤先生
「やはりあの小さいお子さん、ご年配の方など、体力のない方が少数の菌でも食べてしまいますと、感染が引き起こります。そしてまた重症化してお亡くなりになる場合もありますので、しっかりと加熱をして、衛生的に食事をしていただきたいと思います」

■ 協力:田辺三菱製薬 ■ 制作協力:日テレアックスオン ■ 制作著作:広島テレビ