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グラン・ツール・せとうち

白戸太朗(シラトタロウ)[スポーツナビゲーター&トライアスリート/ アスロニア代表]プロトライアスリートとして、日本人として最初にワールドカップを転戦、その後はアイアンマンへ転向、世界を舞台に息の長い活動を続ける。現在は選手活動と共に、レースコーディネイトやスポーツ中継キャスターをつとめるなど、スポーツを多角的に説くナビゲータとして活躍。2008年よりトライアスロン普及のためにATHLONIAを設立。代表を務める。

シラトタロウの事前アドバイス

「グランツールせとうち」にエントリー頂いた皆さん。そして、申し込んでみようかなぁ〜と考えてみる皆さん。
そんな方々に、よりイベントを楽しんでいただけるよう、全8回に分けてこれからアドバイスさせていただく。準備万端の方はともかく、まだまだ不安のある方はぜひこれを読んで当日を楽しんでいただきたいと思います。

6.直前にやるべきこと。いよいよ来週が本番!という時期になると緊張感も高まり、そわそわしてくる。こんな時に練習をしずぎたりするのは危険。直前1週間の緊張感がついついやりすぎにつながり、故障したり疲労を残してしまうことが多々ある。最後の1週は練習よりも体調管理が大切。無理して練習をやりすぎるより、睡眠時間などを確保して体調よくすることこそが大切だ。練習よりコンディショニングに努めよう。出来た時間は、自転車の最終調整、メンテナンスに時間を割くことが大切。専門店に持ち込みタイヤやボルト関連の最終チェックや、チェーンなどに注油してもらったりすると、より快適に走ることができる。体と自転車の最終調整期ととらえよう! 5.バイクシューズ履いている?スポーツサイクルに乗り始めて、大きな転機がバイクシューズと専用ペダルを使用すること。今まで自由に乗り降りしていた自転車に足がつながることで、転ぶことへの恐怖が増す瞬間だ。確かに最初は怖い。しかし、専用のシューズと固定ペダルの効果は抜群だ。まず専用シューズはソールが固い。これは体から生み出されたエネルギーを伝える際に、足裏でペダル踏むのだが、柔らかいと、ペダルに乗ってない足裏部分のエネルギーは逃げてしまう。ところが固いと伝達ポイントに集めることができるので効率がいい。また、専用ペダルで足を固定することで、踏む時以外の力(引き上げる際など)も使うことができるようになる。さらに、足が自転車に固定されることで、自転車との一体感が深まりコントロール性能が高まることも利点である。このため、一度これで乗ると元に戻ることなどはない程である。くれぐれも最初は安全な場所で慣れるまで練習しよう! 4.周辺グッズを変えてみる自転車に慣れ、快適に走れるようになると楽しくなってくる。それなら次は、周辺の装備を見直してみてはどうだろう。ウエア、ヘルメット、アイウエアなどだ。これらを変えると一気に快適になったり、効率的に走れるようになる。またモチベーションもグンと上がるからお勧め。まずサイクルウエアー。どんなウエアでも走れるのだが、やはり専門のものは快適。バイクパンツのパッドは魔法のように快適になるし、バイクシャツのポケットは乗りながら使いやすい魔法のポケットになる。薄手のウインドブレイカー、アームウォーマー(腕だけにつける防寒具)は細かな温度調整に重宝する。ぜひ一度専門のものを使ってみてほしい。きっと元には戻れなくなるだろうから(笑)ヘルメットも、頭にあっていない人が多い。ぜひ軽くて頭の形にフィットしたものを選んでほしい。なにより命を守る大切な道具なのでここは慎重に!ついでに目立つところでもあるので、カッコいいのがお勧め!アイウエアとは、目のウエア、つまりサングラスのように目をカバーするもの。ライド時は紫外線や、ゴミ、虫などいろいろなものから目を守る必要があるので必須。でも、顔にフィットしていないと、ストレスになったり、ずれて見にくくなったりする。またレンズにもいろいろあり、天気や明るさに合わせたものを選ぶと快適さ増す。ここサイクリストならこだわってほしいな。他にも、グラブなどは重要。走っている時の衝撃緩和はもちろん、防寒具としても、そして転倒時のけが予防に欠かせない。これも自分にフィットしたものでないと操作性を損なうので、かならず試してから購入して欲しいね。 3.自転車を整備しよう!少し自転車に慣れてきたかな?それならば次は少し自転車に目を向けよう。自転車は皆さんの力を推進力に変えて、前へ運んでくれるシンプルだけど優秀なマシン。このマシンがきちんと整備されていないと力を推進力に変えられないし、うまく進んでくれない。さらに皆さんを危険にさらすことだってある。時速30kmで走っている時にブレーキが利かなくなったら?タイヤが外れたら?想像するだけで恐ろしいよね。自転車は手軽にスピードを出せるけど、その分危険な道具であることも認識してほしい。でも、恐れることはない。キチット整備すれば壊れないし、快適に走ってくれる。無理なスピードを出さないことも重要だね。スピードは自分で調整出来るけど、自転車の調整は難しい。出来れば、専門店で一度見てもらっておくことをお勧めする。なんといっても自身の命を預けるものだからね。 2.少し長い時間乗ってみる。少し自転車と仲良くなると、次はいつもより長い時間乗ってみよう。いきなり長時間乗るのではなく、少しずつ。たとえばいままで30分程度しか乗っていないなら1時間乗ってみるとか、少しずつ伸ばしていくのがポイント。スピードなんて気にしなくていい。まずは長時間自転車の上にいることに慣れるのが大事。長時間乗ると、肩が凝ったり、お尻が痛くなったり。そんないろいろな体の変化を感じることも大切。そして休憩しながら乗れば、必ず乗れるようになるよ! 1.自転車と仲良くなろう!このようなイベントに出るとなると、いやが上でも自転車とある程度の時間付き合うことなしにイベントは楽しめない。そのためにまずは自転車と仲良くなろう!具体的には、自転車が思ったように動いてくれること。乗ることが楽しくなって来ることが大切。そのためには、自分の自転車に愛情込めて、触る機会を増やすこと。少しずつでもいい。触れて乗る機会を増やしていこう。人間関係や動物と同じ。向き合う時間が増えれば必ず仲良くなれるはず!
今年も走ります「グランツールせとうち」何と言ってもコースが素晴らしい!これ自転車イベントで最重要事項。あの「瀬戸内しまなみ海道」ですよ。尾道をスタートして今治に渡り、さらに尾道に帰るというスケールが大きい、そして風光明媚なライドイベント。さらに、前日のプレイベントから尾道が盛り上がります。いや、盛り上げますが正確か??今年は更にエイドも充実。ええとこ走って、美味いもん食べる。これが正しいライドイベントです(笑)コースも140kから、40kまで4種類。子供からガッツリ派まで楽しめます。もちろん僕も、前日は盛り上げに徹するけど、当日もみなさんと一緒に走るよ?4月15、16日、ぜひ一緒に「しまなみ海道」楽しみましょう! 白戸太朗(シラトタロウ)[スポーツナビゲーター&トライアスリート/ アスロニア代表]プロトライアスリートとして、日本人として最初にワールドカップを転戦、その後はアイアンマンへ転向、世界を舞台に息の長い活動を続ける。現在は選手活動と共に、レースコーディネイトやスポーツ中継キャスターをつとめるなど、スポーツを多角的に説くナビゲータとして活躍。2008年よりトライアスロン普及のためにATHLONIAを設立。代表を務める。

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