広テレ!HOME

ハッケンふくやま 福山市の「今昔」「四季」「人」「施策」などを独自の目線で「魅力!発見!」をキーワードに伝えます! 放送時間:毎週土曜日 朝9時25分~

11月5日放送 第32回 ふくやま文学館へ行こう

ふくやま文学館で先日、島田荘司選 第7回 ばらのまち福山 ミステリー文学新人賞の受賞式を行いました。今回の受賞者は神谷一心さん。福山市ではこのように文学に力点を置いた施策や施設づくりを行っています。今回はその拠点として15年ほど前に開館した「ふくやま文学館」の魅力的な展示品とその内容をご紹介します。

●糸永アナウンサーコメント

私が初めてふくやま文学館に行ったのは、8年前の秋でした。
文学の街福山からミステリー文学を発信しようと、ミステリー作家の第一人者、島田荘司さんが発案したのが「島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」です。
当時私は、このニュースをTVで観ていました。文学は読者のためにあるのだから、これからファンになってくれる読者に第一次審査に加わってもらおうと審査員は公募になりました。私は迷わず、ミステリーへの思いを綴り審査員に応募し30人の一般審査員が初めて集ったのが福山文学館でした。
今回取材に行ったのが第7回の新人賞の記者会見の日で、福山からすでに10人以上の作家さんが全国デビューしたことをしみじみと感じました。今年の受賞作品は『たとえ世界に背いても』です。作者の神谷一心さんは、小さなころ母親を守りたいと思ったことが一つのきっかけとなりこの作品が誕生したと会見で語りました。タイトルから気になり、来年の出版が今から楽しみです。文学館には、これまでの受賞者の書籍がすべて揃っています。そして、福山ゆかりの作家、井伏鱒二『山椒魚』の世界を体感できる展示など子どもから大人まで楽しめるよう工夫された展示内容になっています。読書の秋にふくやま文学館で新たな一冊に出会ってみませんか?