広テレ!HOME

ハッケンふくやま 福山市の「今昔」「四季」「人」「施策」などを独自の目線で「魅力!発見!」をキーワードに伝えます! 放送時間:毎週土曜日 朝9時25分~

7月27日放送 第117回
「サヨナラ」ダケガ人生ダ 詩と随筆 井伏鱒二 没後二十年記念 特別展

ふくやま文学館では「サヨナラ」ダケガ人生ダ 詩と随筆 井伏鱒二 没後二十年記念 特別展を開催しています。井伏鱒二は、明治31年、現在の福山市加茂町に生まれました。「ジヨン万次郎漂流記」、「黒い雨」など数多くの小説を残した井伏鱒二ですが詩や随筆も数多くあります。この展覧会では直筆の書や原稿など約130点が展示されています。番組では作家林芙美子との交流など井伏鱒二の詩と随筆の世界を紹介します。

 
会期:2013年11月10日(日)まで
開館時間:9:30~17:00
休館日:月曜日
観覧料:一般 500円 ※高校生まで無料
ふくやま文学館
TEL:084-932-7010

photo

井伏鱒二といえば、福山が誇る文豪です。
今回は、『山椒魚』『黒い雨』などの作品以外の魅力を発見しました。
まず目についたのは、等身大に近い釣りをしている井伏鱒二の姿。釣り好きが高じて本名の滿壽二から鱒二に改名したということを知りました。
随筆では、『放浪記』で知られる林芙美子と一緒に因島に行った時のエピソードが紹介されています。そして、生まれたのがどこかできいたことのある言葉。
「さよならだけが人生だ」この言葉の誕生秘話が綴られています!!
驚いたのは、井伏鱒二が唯一出版した詩集『厄除け詩集』です。
どうしてそんなタイトルがついたのかというと、執筆に行き詰った時、悪い気を追い払おうと書いた詩だからだそうです。
作品に行き詰って書けない時、それを書くことで乗り越えていく。
そんな、井伏鱒二の姿勢とユーモアを感じてますます大好きになりました。