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広島テレビ 放送番組審議会

第493回 広島テレビ放送株式会社 放送番組審議会(報告)

開催日

2011年1月12日(水)

場所

広島テレビ12階役員会議室

出席委員

藤原 健蔵 委員長 以下10人

社側出席

福島 真平 社長 以下5人

議事概要
  1. 2011年1月10日(月) 9:30~10:00放送の「音で巡る中国地方観光物語~観た!聴いた!音の旅人」を審議しました。
    この番組は、国内各地の物産・観光情報を海外へ発信し、観光客誘致による地域経済の活性化を目的とした総務省の取り組みにより制作された海外向け番組の国内版(日本語版)です。海外版は1月7日、アメリカを始めアジアやヨーロッパなど各国へ一斉配信されました。
    ▽ 制作担当者から、「今回海外版(英語版)と日本語版を制作したが、海外版においては日本のことをよく知らない方たちに理解されるようわかりやすい表現をすることに努めた。特に“音”をキーワードに自然や文化を感じてもらうように心がけた。」「日本語版においては、既に知られている地域の文化や伝統を再確認できるように表現を工夫してリメークをした。」の説明がありました。
    ▽ 委員からは、「一度は行ったことがある場所だったが、普段何気ない音が改めて聞くとこんなに良い音だったのかと再認識させられた。映像も大変美しかった。」「全体的に古き日本のイメージが表現されて情緒的で良かった。」「30分の中に様々な情報がうまくまとめられていて見やすかった。」などの評価がありました。
    一方で、「音をテーマにしたものの、音の構成が感じられなかった。番組の制作意図を理解しにくかった。」「外国人に理解される音や内容であったのか、日本人にしか理解されないものもあったのではないか。」「日本語版でこそ、あえて字幕や音声で外国語を多用し、日本語や文化がどのように表現されているのか知りたかった。」「現場の音をさらに丁寧に拾い上げて表現することで臨場感が増したのではないか。」「地域によって音が感じられない場所があった。音にこだわったのなら取材場所の選定を的確にするべき。」「内容的には、音よりも光にこだわったテーマの方がよりテレビらしく伝わったのではないか。」「日本の文化を体験した外国人の感想は、どんなところが楽しくて、どんなことを体験してほしいのかもっと具体的に聞き出し、番組を見た外国人の興味をひくようにすべき。」などの意見がありました。
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