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広島テレビ 放送番組審議会

第490回 広島テレビ放送株式会社 放送番組審議会(報告)

開催日

2010年9月8日(水)

場所

広島テレビ12階役員会議室

出席委員

藤原 健蔵 委員長 以下9人

社側出席

福島 真平 社長 以下6人

議事概要
  1. 2010年度第1回の番組審議会では、新委員の紹介と、委員長、副委員長の互選を行いました。前年度に引き続き、委員長には藤原 健蔵氏、副委員長に鶴 衛氏と古谷 晃子氏が選ばれました。
  2. 2010年10月期番組改編について望月公正編成局長より説明がありました。自社制作番組では、「旬感★テレビ派ッ!」の金曜日を1時間拡大して15時50分からスタート。広島のニュースや情報を詳しくお伝えます。また、朝の番組「ズームイン!!SUPER」では、4月から毎日カープ情報をお伝えしてきましたが10月からシーズンを終了しても引き続きカープ情報にこだわってお伝えします。
  3. 2010年8月15日(日)24:50~25:20放送のNNNドキュメント「平和公園に眠る故郷~CGでよみがえる記憶の町~」を審議しました。
    ▽ 制作担当者から、「一発の原爆で家族やふるさとを失った多くの人達がいたことを全国に訴え続けることが広島のテレビ局の使命。」「アメリカ人記者の『原爆が公園に落ちて被害が少なくてよかった』という発言から発奮し『そこには町があり、暮らしている人々がいた。』ことを伝えるために、旧中島地区のCG復原に取り組んできた田邉氏の製作過程を通じて、平和公園はただ原爆を伝えるための公園ではなく、それぞれの人にとってさまざまな意味を持つ場所だということを人々に伝えたかった。」との説明がありました。
    ▽ 委員からは、「戦争の悲惨さや核廃絶などの主義主張を押し出すことなく淡々と静かに伝えることで、むしろ平和に対するメッセージが強く伝わってきた。」「映像や音楽の構成が美しかった。今の平和と戦争の悲惨さの対比に効果的にいかされていた。」などの評価がありました。
    一方で、「象徴的な平和公園以外でも同様の悲惨なことがあった場所があるはず。それが日常的であったことをもう少し伝えられたらよかった。」「CGの製作過程について説明が不十分、全国の人々が理解できる経緯が必要。」「今年の核廃絶の動きに照らし合わせた構成も必要ではないか。」などの意見がありました。
【その他の意見】
  • CG作品の製作コストについて触れられていなかった。今後、どこで見られるのか、教育の場などでも活用されるようにしてほしい。この活動をどのようにサポートできるのか紹介してほしい。
  • 放送の時間帯が遅すぎる。もっと見やすい時間に放送してほしい。
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