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広島テレビ 放送番組審議会

第483回 広島テレビ放送株式会社 放送番組審議会(報告)

開催日

2010年1月13日(水)

場所

広島テレビ12階役員会議室

出席委員

藤原 健蔵 委員長 以下10人

社側出席

福島 真平 社長 以下7人

議事概要
  1. 2009年12月31日(木) 10:50~11:20放送の、「山里の四季に抱かれて~廃校に暮らす家族の1年」を審議しました。
    ▽ 制作担当者から、「阪神淡路大震災の体験をきっかけに都会を離れ、広島のいわゆる限界集落と呼ばれる地域に移り住んだ家族の1年を密着取材した。都会暮らしで忘れられがちな家族や地域の絆に注目し、このような家族のあり方を提案したかった。」との説明がありました。
    ▽ 委員からは、「番組を通して、人と人とのつながり、地域のあり方が感じられた。」「題名のとおり、自然とのふれあいの心地よさを感じさせる暖かい内容だった。」「山里の自然の恵みや1年を通じての季節感あふれた番組であった。」「この家族が集落に溶け込み、集落も快く一家を受け入れている様子が淡々と描かれ、こんな生活もあるんだなと都会の人々に想い起させる内容であった。」などの評価がありました。
    一方で、「田舎暮らしの良い面ばかりが紹介されていた感じがした。病気をした時、将来の子どもの教育など、田舎で暮らすことの課題にもふれて欲しかった。」「淡々と描かれすぎているためか、むしろ寂しさが感じられた。家族たちの喜怒哀楽などを入れて、それらを乗り越えていく家族の積極的な姿が欲しかった。」「限界集落には、一家族だけでは解決できない問題が多い。この家族の生活を通じて、その解決法を一つでも見出してくれたらもっとよかった。」「10年以上も不便な田舎に住んでいるのなら、これまで様々な問題があったであろう。どのように克服してきたか、家族の声を聞きたかった。」などの意見がありました。
【その他の意見】
  • 場面転換のときに、子どもの声でテーマを宣言している手法が良かった。
  • 廃校を2年間かけて改装した点についてもう少し詳しく知りたかった。
  • 四季のスケッチブックを見ているようで、自然体で見られた番組だった。
  • 今後もこの家族を取材して、定期的に放送していってほしい。
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